自分で看護師を目指しても、看護師としての就職1年目の途中で辞めたくなる😢ことがありますよね。
看護学生時代もすごく辛かった😨けど、就職して初めて
- 人の命を生かすも殺すも自分にかかってきたり…
- 怖い先輩との人間関係に悩まされたり
- 手技や知識の獲得のための勉強や練習に追われ
- 病棟は忙しすぎてあれやこれや同時進行でやることに追われ
- 夜勤も入ると生活リズムも乱れ
- 連日の残業によって疲労困憊
- 病院はブラックな仕組みだから希望休も取りにくかったり
どれもこれも就職1年目の私の経験です。
新人看護師あるあるだと思ってます。
私は4月から何度も泣いてました。病棟でも…😢
仕事中に病棟で泣いてしまった時、ステーションに戻らなきゃと向かっているとお局様が
「仕事中に泣くなんて有り得ないよね💢」
という声が聞こえ、さらに心をえぐられたり😭
重大アクシデントをやってしまった時には
今、事故にでもあったら仕事いかなくていいよね…
とか、自殺願望も出てたのか…車の運転も荒めですさんだ生活をしていました💦
私の友人は、
3か月ほどでプリセプターを含む病棟の先輩と合わずに退職して別の病院に再就職した人もいるし
3週間くらいで病棟のスタッフと合わず、辞めますと退職を伝えたら別病棟に移動になった人もいます。
私の周りだけ見ても1年目の途中で辞めた人がいるし、色んな道でやり直している人もいます。
無理に仕事を続けて辞めないことでメンタル病む人もいました。
同じ病棟の先輩は無理して続けていて鬱になっていて朝は無表情無言で、トイレにこもってしまうことがあったりするけど夕方はいい先輩になってたり…。
私の勤めた病院の他の病棟では、病院の窓から飛び降りてしまう人もいたらしいです。
看護業界はブラックな環境なことが多いと思っていて
- 前残業、後残業当たり前
- 残業代は出ない(←今は時代で改善してる…?)
- 昼休憩すらしっかりとれない
- 有給の申請に理由が必要で締め切りが早くて月に1回までしか取れない
- 辞めたいといってもスムーズに辞めさせてくれない
- 夏までに退職を伝えないと次の春に辞められないと言われる
- 有給消化して退職できない
どれもこれも就職1年目の私の経験です。
1年目の私は社会経験もなかったので
辛いけど、社会人になるってそういうものなんだ…
と思って、不満たらたらながら受け入れてしまったりしていました。
社会経験を積んでいくにつれ、ホワイトな一般企業の状況を知るにつれ
病棟勤務ってどんだけブラックなのよ😢
とブラック企業?職場度合の高さに恐ろしさを感じます💦
ブラックな職場からは自分から離れた方がいいです!
メンタルを病んでからでは遅いし、病棟に尽くしても病棟は私たちを守ってくれないと思います😭
自分が抜けると他のスタッフに申し訳ないとかは考えなくていいです。
病棟での看護経験が1年もないから、もう少し…3年は働かないとと言われるし💦
奨学金があるから辞められない😢
もちろん、理想的な退職は病棟経験が3年くらいあった方が次の就職がしやすいとは思います。
これは経験値だけでなく次の就職先からの
この人は大体の看護手技もできて、きちんと働ける人だろう
という主観のためだと思っています。
ただ、私は大学病院の病棟に3年いたけど病棟の専門分野が狭くて
- 他科の患者はほぼ関わらなかったので看た経験なし
- ルートキープや男性のバルン交換、NGチューブ挿入などは医師
- ルールが多すぎて他の病院で活用できない経験が多い
病棟に3年いたとはいえ2年目、3年目での新たな学びはほぼしてなくて仕事に慣れてきたということくらい。
自分の経験からは
病棟に3年いればいいという訳じゃないなぁ
と思っているからです。
就職1年目の途中で辞めるデメリットは、
①看護手技が身についていないこと!(←身についている人でもできていないと思われやすいと思います)
②奨学金をもらっていた人は返済の必要があること
だと思います。
SNSとかでは、簡単に大丈夫と言ってくる人もいるけど、そんなに甘くないのも現実。
とはいえ、今の職場で3年ももたないと判断できる状況なら、環境を変える他に選択肢は残っていないです。
私なりに現実的な選択肢をまとめたので、考えの整理に使ってほしいです。
看護師1年未満で退職したあとの現実的な進路一覧
私なりに看護師1年目の途中で退職をするとしたらどうするか、自分の体験や友人の話を聞いたりして現実的にどういう進路があるか考えてみました。
- 小さめの病院の病棟勤務
- 訪問看護
- 訪問入浴
- デイサービス
- 高齢者向け施設
- 美容クリニック
- 透析クリニック
- 保育園看護師
- 健診・検診センター
進路① 小さめの病院の病棟
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実際の私の友人の経験や、私の2つ目の就職先が小さい病院(150床ほど)の病棟勤務だったのですが第二新卒でも准看護師でも夜勤専従でも看護師なら雇ってくれるような病院でした。
私の看護技術を成長させてくれたのは小さめの病院でした
奨学金が残っている方は「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」の病院もまれにあるのでおススメです。
大学病院・大きい病院との違い
項目 | 小規模病院 | 大規模病院 |
---|---|---|
生死の関わり | 大きい | 大きい |
急変対応 | あり | あり |
マルチタスク | 少ない | 多い |
上下関係 | まだまし | えげつない |
ルールの厳しさ | 少し緩い | ガッチガチ |
残業 | 少なめ | 多い |
看護技術習得 | 習得可 | 先端技術有 |
教育体制 | 少なめ | 手厚い |
エビデンス、ルール、専門分野による細分化だった大学病院や大きい病院とは全く違い、小さいながら2次救急も受け入れていたりと
- 色々な疾患の患者さんが入院する
- 看護師に任されていることが多い
(例:ルートキープ、男性のバルン挿入、NGチューブ挿入など) - 准看護師さんや介護士さんと働く
- エビデンスやルール重視ではなく、経験で学ぶ
- 勉強会や教育体制はあまりない
病院によるとは思いますが前残業、後残業はほぼなく(あっても短い)し、残業しても残業代もしっかり出ていました。
見て、経験して学んでいくという感じでした。
私の大学病院時代の手技一つ一つに自立認定をもらってからでないと一人で実施できないという状況とは真逆の状況でした。
小さめの病院で働くデメリット
- 同期や同年代が少なく年齢層が高めになりやすい
- 実践重視で手取り足取り丁寧な指導が受けにくい
- 勉強会などの教育を受ける機会が少ない
- 最先端の医療を看る機会があまりない
小さめの病院で働くメリット
- 勉強やレポート、手技の確認を繰り返しての手技の自立ではない
- 看護師にゆだねられた仕事も多く、経験を積みやすい
- ルールが少なく、インシデントの範囲が少ない
- 家庭を持っている人も多く勤務外の時間を大切にする人が多い(大学病院は独身看護師が多く仕事に時間を割いて当然という雰囲気でした)
- 「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」の病院もまれにある
転職後のキャリアパスの例
小さめの病院で働く→スキル身に着ける→どこでも働くことができる!!
私は小さい病院でも病棟で2-3年働けば、その後はどこでも転職できると思います
自分にあった病院を選ぶポイント
奨学金が残っている方は「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」の病院をまずは探してください!
1年目や奨学金の残っている看護師さんの場合は別の病院の病棟勤務を考える最大のポイントが「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」病院に移り奨学金問題を解決することだと思います。
その他、自分が何を重視したいかによって違ってきますが
- 実際の平均残業時間
- 実際の出勤時間(前残業があるのか)
- 給料・ボーナス・夜勤手当(住宅手当や交通費なども)
- 夏休みは何日なのか、連休は何連休まで取れるのか
- 有休消化率
- 通勤時間
- 教育制度
募集要項と実際が違っていることもあると思うので入職前に確認が必要だと思います。
私は海外旅行好きなので夏休が最大何連休なのか毎回確認しています😂(重要)
私は残業が大大大っ嫌いなので実際の平均残業時間と残業した場合の残業代が出るのか、申請制なのかなども確認します!
私の経験では給料を重視しすぎると前残業や後残業が多く病棟業務がパンク気味だったりもするので…すべての条件を満たすことは難しいので自分の中で重視したいことを中心に選ぶことが大事だと思います。
病院の探し方
- 近所の病院など自分で調べてコンタクトをとる
- 友人・知人の働いている病院の口コミを聞いて回る
- ハローワークで聞く
- 転職エージェントを使う
- x(twitter)などSNSで探す
色々な方法があるとは思いますが、私的には
- 転職エージェントを使う
- 自分の友人知人の働いている病院の口コミを聞いて回る
の2択がおすすめです。
ただ奨学金が残っている方は転職エージェント1択です。
「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」という病院も大々的には募集要項に書いていないことも多いので転職エージェントに相談して探してもらいましょう。
転職エージェントは担当になる方との相性や決断を迫ってくる圧迫感があることもあったりと自分と合う合わない、また登録病院の違いなどもあるので2社以上は同時に使ってください!
口コミのいい大手の転職エージェントがいいとは限りません!無料だし、転職は最重要ポイントなので何社も使って自分と合うエージェントで自分に合う病院を探してください。
私的には可能なら友人知人の病院の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でその病院にコンタクトを取って転職するのもおススメです。
私はこれで転職したこともあります。
内部のリアルタイムの現状を知っている人からの話を聞いて納得できるのならハズレない可能性が上がるからです!(しかし、病棟が変われば全く違う世界だったりもするので転属病棟が違って話が違う…となる可能性もありますが入職前に面接で確認するといいと思います)
小さめの病院の病棟がむいている人
1つ目の病棟は辛くなって退職したけど、もう一度環境を変えて病棟勤務に挑戦したい人!
そう思う気持ちが少しでもあるなら小さめの病院の病棟勤務(もちろん大きい病院にチャレンジもありだとは思います)に挑戦してみるのがいいと思います。
環境が変われば、病棟勤務といっても全く違うので一度目の挫折理由を自分なりに見つめなおし、病院を選べば病棟看護師に戻れると思っています。
進路② 訪問看護
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大学病院の病棟勤務、個人病院の病棟勤務、緩和ケア病棟勤務、訪問入浴バイトなど経験して来た私のおすすめの看護師としての働き方なので病棟勤務で挫折気味、合わないと思っているけど看護師として働きたいと思っている人に考えてみてほしいです。
ただ、看護師1年目の看護師が楽に働ける職場としては勧められず、基本的には1人で訪問して1人でアセスメントして1人で看護を提供し、利用者さんやその家族、関わる医療介護スタッフとの連携をするため訪問看護へのやる気や職場選びが重要だと思います。
病棟(大学病院)との違い
全く違います(笑)特に大学病院ではコストよりも最新のエビデンスに基づいた手技を求められ医療機器・物品も最先端のものを使うことが多かったと思いますが、
- 在宅医をしてくれる小さいクリニックと関わることも多くコスト管理が厳しい
- 昔ながらの医療提供の医師と連携することも多い
- 在宅での物品コストは基本的に利用者・その家族が負担する
などのためです。
例えば病棟では毎回使い捨てていた吸引チューブは1日から1週間など消毒して使いまわす、経管栄養のルートやカテーテルチップも洗浄して使いまわす、オムツもパット交換のみで汚れていなければテープ止めは毎日は交換しないなど同じ現代医療とはいえ別世界です。
もちろん利用者さんや主治医などによって変わってくるので、利用者さんごとに違います。
また利用者さんとの関わる時間も入院の短期化で入退院の激しかった大学病院とは違い、在宅では長い方は10年以上関わることもあります。(在宅も緩和の方など短期の方ももちろんいますが)
利用者さんやその家族と関係性を築き、個別性のある看護を提供するということは大学病院や急性期病院と違って行いやすく看護の楽しさを感じやすいのではないかと思っています。
関わり方も訪問時間の基本的には30分~90分をその利用者さんだけと向き合うため、病棟勤務でのナースコールに邪魔される、他のタスクも同時進行でこなすといった状況にはなりません。
基本的に看護師1人での訪問になるため看護師同士の関りが病棟などよりなくなり、私のようにコミュニケーション力が低めの人には気持ちが楽です😂
家と家の移動中も車や自転車ですが1人なので人に気を遣わずに飲み物を飲んだり、音楽を聴いたりできます💕
ステーションにもよりますが車移動のステーションだと車の運転、駐車技術が求められるため運転にストレスがある方には向いていないと思います。
訪問看護で働くデメリット
- 業務の範囲が広いため覚えることや対応することが多い
- 車や自転車の運転による事故リスクがある
- 夏は暑く、冬は寒い
- 日に焼けるのでしみになるリスクが高まる
- オンコール制をとっていることが多い
- 病棟に比べ教育プログラムがしっかりしていないことが多い
- 給料が病棟勤務より安い
- 自分の判断力や技術力が求められる
- 汚い家もある
- ペットのいる家もあるので動物アレルギーの人には難しい…?
- 物品が限られている
- 主治医がいまいちなことがある
- 医療的な100点のケアや療養状況は目指せないこともある
- 年齢層が高めになりやすい
一番私の経験が長くて、訪問看護おススメだからこそデメリットもリアルで多くなっちゃいました🤣
訪問看護で働くメリット
- 基本的にすべての看護対象者と接するので幅広い分野の看護が経験できる
- 決められた訪問時間(基本30-90分)1対1で関われる
- 基本的に1人で仕事をするので他の看護師に気を使うことがない
- 慢性期の患者さんなどは年単位でじっくりかかわることができる
- 転倒や点滴の早い遅いなど病棟勤務でインシデントだったことも責任が大きくない
- 個別性に合わせたケアとは何か分かる
- 土日休みが多い
- オンコール制が多く、夜勤がないことが多い
転職後のキャリアパスの例
訪問看護で2-3年働く→スキルを身に着ける→どこでも働けると思います。
自分にあった訪問看護ステーションを選ぶポイント
新卒や1年目の中途での就職を受け入れているかどうかは訪問看護ステーションによります。
新卒でも入職受け入れのある、比較的規模の大きい、教育体制の整った訪問看護ステーションを選ぶ必要があります。
また、最近の訪問看護ステーションは固定給制と出来高制のところとあるので自分に合ったところを選んでくだい。
私の考えでは固定給制で給料の浮き沈みに惑わされない方が特にこれから始める人にはいいのではないかと思います。
訪問看護ステーションの探し方
基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!
自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂
転職エージェントも、それぞれに登録されている訪問看護ステーションが違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合った訪問看護ステーションの求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!(エージェント担当者との相性もありますし😢)
もちろん友人・知人の訪問看護ステーションの話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でその訪問看護ステーションにコンタクトを取って転職するのもおススメです。
ただ、病院勤務より訪問看護で働いている友人・知人は少なくなり、自分の生活圏に都合よく友人・知人の働くステーションがあることはあまりないと思います💦
訪問看護がむいている人
- 1人で看護をしたい人!
- 患者さんと1対1で向き合ってじっくり看護をしたい人
に向いていると思います。
慌ただしい病棟勤務や他のスタッフとの人間関係は嫌だけど、自分なりの看護をしてみたいと思った人にはチャレンジしてみてほしいです。
進路③訪問入浴
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訪問入浴は、利用者さんの自宅に浴槽を運び入浴介助をするため医療的には楽です!
でも、夏は暑くて冬は寒いこともあるし、清潔意識の高い看護師には合わないなど、合う合わないはあると思います。
大学病院の病棟勤務、個人病院の病棟勤務、緩和ケア病棟勤務など経験して来た私のおすすめなので病棟勤務で挫折気味、合わないと思っているけど看護師として働きたいと思っている人に検討してほしいです。
病棟との違い
全く違います!
基本的に入浴介助という介護に付属する医療のみなので医療度は低いです。(医療度が高い利用者さんがいることもありますが訪問入浴の看護師に依頼される医療度は高くないです)
仕事内容もシンプルで
- 体調確認
- 入浴介助
- 必要時:軟膏塗布や褥瘡処置など
- 記録
利用者さんに合わせて、事前に指示されている軟膏塗布や褥瘡処置、吸引など行うこともありますが、吸引があるかないかなどは訪問入浴の事務所によって受ける受けないなど違うため事務所にもよります。
入浴介助自体も介護スタッフ中心に行い、医療的なことは最低限しか求められていないので判断のストレスや困りはないですよ!
訪問入浴で働くデメリット
- 介護スタッフと組んで仕事をすること
- 昼休憩が車内になることもあること
- お風呂の中に手を入れて洗う時など素手になることもある
- 夏は暑く、冬も寒いことも多いこと
- 狭い、汚い家もある
- ペットのいる家もあるので動物アレルギーの人には難しい…?
- 正社員だと給料が低め
訪問入浴で働くメリット
- 医療的ケア、判断が少ない
- 看護師の病棟経験が求められない
- 他の看護師に気を使うことがない
- 土日休みが多い
- 夜勤がない
- 残業がない
医療的ケア・判断が少なく、移動や訪問時に看護師は自分1人なので他の看護師に気を使うこともないので病棟勤務に疲れた人におススメです。
転職後のキャリアパスの例
訪問入浴で新たな看護技術を学ぶことが基本的にないと思うので、看護手技が身についていない方が訪問入浴を経験した後に医療技術を必要とする病棟や老健施設、訪問看護などに就職する際はできることできないことを伝え就職し、就職後に学びなおす必要があると思います。
そのため、あまり看護技術を必要としない職場である
- デイサービス
- クリニック
- 健診センター
- 保育園看護師
などが働きやすいのではないかと思います。
自分にあった訪問入浴を選ぶポイント
訪問入浴自体は大きくは変わりないですが
- 吸引などの処置をする事業所なのかどうか
- 土日休みか、土日も稼働するのか
- 残業が多いのか、少ないのか
- 1日の平均稼働件数
によって医療度の高さ、土日休みかどうか、残業ありきかどうかなど分かると思うので自分の希望に合うポイントを入職前に確認しましょう。
訪問入浴の探し方
基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!
自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂
私的には、まずは訪問入浴のバイトから始め、訪問入浴が自分に合っていると思ったら就職の条件を確認したり、エージェントを通して転職活動を進めていくのがおススメです。
転職エージェントも、それぞれに登録されている訪問入浴事業所が違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合った訪問入浴の求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!(エージェント担当者との相性もありますし😢)
もちろん友人・知人の訪問入浴の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でその訪問入浴事業所にコンタクトを取って転職するのもおススメです。
ただ、病院勤務より訪問入浴で働いている友人・知人は少なくなり、自分の生活圏に都合よく友人・知人の働く訪問入浴事業所があることはあまりないと思います💦
訪問入浴にむいている人
看護師をすることに疲れた人、でも全く違う職業に今から転職するのも違う…ちょっと休みたいけど生活もあるし…
という人には、まずは訪問入浴の派遣バイトをしながら今後を考えるのがおススメです。
訪問入浴は看護師としての責任が少なめで、仕事内容も難しくなく初日から即戦力になり、自分でも看護師として求められている達成感なども得られます。
病棟に完全に戻らないのか、自分がしたいことは何なのか?バイトしながら考えて、訪問入浴をずっと続けてもいいし、他の看護師としての就職を考え直してもいいし、全く違う仕事にチャレンジしてもいい。
自分の人生のワンクッションにおススメです。
進路④デイサービス
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デイサービスは、介護が必要な高齢者が自宅で日常生活を続けられるように半日から1日の日帰り通所介護施設です。
デイサービスは自宅で過ごしている利用者さんが介護保険で日帰りで利用する場なので、医療処置も基本的にはありません。
機能訓練や食事・入浴・レクリエーションなどを提供する場所なので、基本的に医療ケアの提供の場ではないため医療度はとても低いです。
バイタル、爪切り、入浴後の創処置などが基本ですが重傷者を受け入れている施設では吸引や経管栄養なども行います。
病棟との違い
デイサービスは日中の支援や介護が中心であり、介護に付属する医療のみなので医療度は低いです。(医療度が高い利用者さんを受け入れているデイサービスもありますが緊急対応などはなく、あっても吸引や経管栄養など)
デイサービスは軽度な介護が主体で、基本的に通院してくる体調の安定した方が多いので専門的な治療を必要としている患者さんとは看護も全く変わってきます。
また、デイサービスの看護師が異常を発見した場合も看護師が直接医師と連絡を取るのではなく、家族やケアマネージャー(利用者さん1人1人の介護保険のサービスを管理している)、(訪問看護を利用していたら訪問看護師に報告する場合もあり)に報告し対応となることが基本で自分の判断で医療処置を行うこと自体少ないと思います。
基本的には事前に指示されている軟膏塗布や褥瘡処置、創処置、爪切り、血糖測定・インスリン管理・内服管理であり、吸引や経管栄養など行うデイサービスもありますが、吸引や経管栄養があるかないかなどはデイサービスの施設によって受ける受けないなど違います。
デイサービスで働くデメリット
- 夜勤もなく、給料は低いことがほとんどです
- 医療度が低く、医療技術を使わないため技術を磨くことはできない
- デイサービスに基本看護師1人(まれに2-3人いるデイケアもあり)なので急変対応などは自分1人の判断となる
医療度の高い利用者を受け入れている施設などでは看護師対応が必要なことも多く、多忙な状況が発生することがあるかも?!
デイサービスで働くメリット
- 日勤のみで夜勤がない
- 土日休み、日曜休みの施設が多く、土日休みが取りやすい
- 病棟に比べ給料は下がることが多い
- 医療度が低く、高度な看護手技を必要としていない
- 体調の安定した利用者が多く、急変への対応などの機会が少ない
- 病棟に比べ長期利用の方が多く、じっくり関わることができる
転職後のキャリアパスの例
長くデイサービスの経験を積んだ場合、介護管理者やケアマネージャーへのステップアップやデイサービスなどの介護サービスの管理者などもあると思います。
デイサービス看護師以外の看護師資格を活かした働き方を探す場合、デイサービスで新たな看護技術を学ぶことが基本的にないと思うので、看護手技が身についていない方がデイサービスを経験した後に医療技術を必要とする病棟や老健施設、訪問看護などに就職する際はできることできないことを伝え就職し、就職後に学びなおす必要があると思います。
そのため、あまり看護技術を必要としない職場である
- 訪問入浴
- クリニック
- 保育園看護師
- 健診センター
などが働きやすいのではないかと思います。
自分にあったデイサービスを選ぶポイント
- 利用者の特性やニーズに合ったデイサービスを選ぶ。
- 給与や勤務時間、福利厚生など、自分のライフスタイルに合った職場を選ぶ。
デイサービスとひとくくりにしていますが、通所介護と通所リハビリという介護特化なのかリハビリ強化なのかにより要介護度の高い低いも別れたり、受け入れ人数の規模も変わることが多いです。
少人数でアットホームなところがいいのか、大人数だけど看護師も1人じゃないところがいいのか、介護度が軽い人が多めがいいのか、介護度重めでもいいのかよく考えて選んでほしいと思います。
デイサービスの探し方
基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!
自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂
私的には、まずはデイサービスのバイトから始め、デイサービスが自分に合っていると思ったら就職の条件を確認したり、エージェントを通して転職活動を進めていくのがおススメです。
転職エージェントも、それぞれに登録されているデイサービス事業所が違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合ったデイサービスの求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!(エージェント担当者との相性もありますし😢)
もちろん友人・知人のデイサービスの話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でそのデイサービス事業所にコンタクトを取って転職するのもおススメです。
ただ、病院勤務よりデイサービスで働いている友人・知人は少なくなり、自分の生活圏に都合よく友人・知人の働くデイサービス事業所があることはあまりないと思います💦
デイサービスにむいている人
医療というよりは介護でいい!おじいちゃん、おばあちゃんとのんびり過ごしたいという人にむいていると思います。
(そんな、のんびりしてないかもしれませんが病棟に比べれば…)
進路⑤高齢者向け施設
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ここでは高齢要介護者の住居型介護施設をまとめて高齢者向け施設としています。
- 特養 :特別養護老人ホームの略で公的施設であり、入居費用が無料で月額利用料が安く、基本的に要介護度3以上の方が入居し終身利用の場です。
- 有料老人ホーム :民間が運営している介護施設で、 介護付き有料老人ホームは看護師が常駐することとなっています。
- 老健 :介護老人保健施設の略で在宅療養に復帰できるようリハビリに取り組む施設で終身利用はできません。3ヶ月に1回審査があり、老健でのリハビリはもう必要ないと判断されれば退所となります。
- グループホーム:認知症の高齢者に対応した共同生活介護施設ですが看護師配置義務がないため看護師を雇っていないグループホームもあります。
病棟との違い
日常生活のサポートが主体であり、病院と比べて医療行為は限られ、患者の病状も軽度。介護施設での看護師の主な仕事は、入居者の基本的な健康管理であるため、病院ほどスキルや経験を重要視されません。
仕事内容も急変やお看取りがない日はルーチン的に業務が行えて、病棟のようなマルチタスクに追われる状況になりにくいです。
また患者との関わりが長期にわたり、看取りなどの人生の最後に関わるなどやりがいもあると思います。
高齢者向け施設で働くデメリット
- 病院に比べて給与が低いことが多い
- 利用者の終末期や認知症患者の介護に伴う感情的なストレスが発生することがある
- 基本的に医師が常駐していない為、急変や体調悪化などへの対応に看護師判断が重要となる
- 介護職員との連携が必要
- 同僚看護師は年齢層が高めになりやすい
- 医療度が低いため医療技術は伸びない
高齢者向け施設で働くメリット
- 利用者との長期的な関わりがあり、生活を見守ることや看取りもじっくり関われる
- 医療のみならず、介護、レクリエーション、相談業務など、多岐にわたるスキルを身につけることができる
- 病棟に比べ仕事も落ち着いている
- 業務内容も病棟に比べ多くないので覚えてルーチン化できる
- オムツ交換や清拭・入浴・更衣など介護部分は介護士さんが中心で看護師の介護負担は少ない
転職後のキャリアパスの例
どの現場でも新しい学びなおしは多少必要ですが、病院勤務に戻ったり、クリニック、訪問看護、訪問入浴、デイサービスなどどこでも看護師としてやっていけると思います。
施設勤務の経験を通してケアマネージャー資格を取得しへの転身も可能だと思います。(ただお給料は下がります😢)
また、ゆくゆくは施設管理者になる…人もいます。
自分にあった高齢者向け施設を選ぶポイント
重度なケアが必要な方や認知症患者を受け入れているか。お看取りをするのか。
給与、勤務時間、夜勤の有り無し、オンコールの有り無し、手当、日勤の看護師の人数、休暇制度など。
高齢者向け施設の探し方
- 地域の施設巡り: 施設を訪れて雰囲気やスタッフの様子を確認。
- 求人情報サイトの利用: 就職情報サイトや求人情報を活用して求人情報を収集。
基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!
自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂
私的には、まずはデイサービスのバイトから始め、デイサービスが自分に合っていると思ったら就職の条件を確認したり、エージェントを通して転職活動を進めていくのがおススメです。
転職エージェントも、それぞれに登録されているデイサービス事業所が違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合ったデイサービスの求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!(エージェント担当者との相性もありますし😢)
もちろん友人・知人のデイサービスの話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でそのデイサービス事業所にコンタクトを取って転職するのもおススメです。
ただ、病院勤務よりデイサービスで働いている友人・知人は少なくなり、自分の生活圏に都合よく友人・知人の働くデイサービス事業所があることはあまりないと思います💦
高齢者施設にむいている人
最新医療ではなく、高齢者の生活支援をしてみたい人。
病棟は無理だけど、看護・医療から離れすぎるのも今後を考えると心配という人にはちょうどいいかもしれません。
進路⑥美容クリニック
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整形手術やレーザー脱毛といった美容医療を専門とする医療機関のことです。基本的に自由診療で「患者さん」ではなく「お客様」と呼び、サービス業としての側面が強いです。
また、ここでは美容クリニックとまとめて書いていますが
美容外科:二重まぶたの整形手術、豊胸手術、脂肪吸引など、外科的な手術を行います。看護師は手術における介助業務など行う。
美容皮膚科:レーザー照射による脱毛や肌質改善(シミ取りなど)、ヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注入治療によるシワ・たるみ改善の治療を提供します。看護師はレーザー照射など行います。
などの区別もありますが実際には美容外科でもレーザーやヒアルロン酸なども行っている場合もあるのでクリニックによるようです。
病棟との違い
- 美容クリニックは美容や美容外科手術に特化している。
- 美容クリニックでは美容に関する相談や施術を希望する患者(お客様)が中心で、病気や急患の診療は基本的にない。
- 病気の治療ではなく、美容のための自費診療でありサービスが重視される
- 営利目的性が高く、コスト管理や営業的側面も求められる
- 看護師自身がきれいでいることも重要視される
- 患者の生死に関わることはほぼない
美容クリニックで働くデメリット
- お客様の獲得が求められ、営業的な側面も重要とされる
- 患者ではなくお客様なので時に理不尽なことを言われたり、クレームを受ける、嫌味を言われることもある
- 勤務時間が病棟に比べ遅め(10時~19時など)→子育て中には向かない時間
- 土日出勤の職場が多い
- 営利目的性が強いためコスト管理などでも医療的に不適切な行為を強いられることもある
- 看護師自身もきれいでいることが当たり前とされる圧がある
- 年齢を重ねることで続けにくい職場もある(生涯働く職場となりにくい)
- スタッフの平均年齢も若めで、いじめのようなことがあることも多い
美容クリニックで働くメリット
- 美容に関する知識や技術を磨くことができる
- 多くの職場が自身の施術を割引で受けることができる
- お客様の美容に対する期待や満足感を直接感じられる
- 命と向き合う状況ではなくなるため看取りや急変対応などのストレスがない
- 日勤のみで夜勤がない
転職後のキャリアパスの例
クリニック、訪問看護、訪問入浴、デイサービスなど医療度が低いところへの転職がむいているのではないかと思いますが、病院勤務に戻ることも可能です。
別の美容クリニックへ転職する方も多いようです。
自分にあった美容クリニックを選ぶポイント
- クリニックの方針の美容のアプローチや理念が自分の志向に合っているか。
- 営業圧力や業務内容、労働時間、残業の有無が自身のライフスタイルに合致しているか。
美容クリニックの探し方
基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!
自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂
エージェントを通した方が残業時間や年間有休消化率など細かい実情を確認しやすいです。
転職エージェントも、それぞれに登録されているデイサービス事業所が違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合ったデイサービスの求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!(エージェント担当者との相性もありますし😢)
もちろん友人・知人の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でコンタクトを取って転職するのもおススメです。
美容クリニックがむいている人
美容に興味がある人!脱毛や瘦身など自分磨きをしたい人!にいいと思います。
美意識の低い人は(←私)きれいでいることを常に求められるのも辛いので…。格安で美容の施術が受けられるのはうらやましいのですが🙄
進路⑦透析クリニック
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透析専門のクリニックなので仕事は透析関係に特化しており、必要とする看護知識や技術が比較的少なく慣れれば業務もルーチン化できるようです。
私自身は経験していませんが、同じ看護学校の友人は何人か働いており新卒から就職していたり、1年目に病棟を途中で挫折して転職していたりと実際に新卒や1年目の中途入職で働けており『病棟はもう嫌だけど医療の現場から離れすぎるのも…』という人にはおススメかもしれません。
病棟との違い
- 透析クリニックは腎臓疾患患者の透析治療に特化しており、病棟よりも専門性が高い。
- 透析クリニックの患者は主に慢性腎臓疾患患者であり、慢性的なケアが求められる。
- 忙しいが病棟のようなマルチタスクは求められず、慣れれば比較的ルーチンで業務がこなせる。
透析クリニックで働くデメリット
- 透析患者は慢性疾患患者が中心であり、治療が長期にわたるため、看護師にとって感情的な負担が発生することがある
- 透析クリニックでは透析装置の操作技術が必須となり、そのためのスキルやトレーニングが必要
- 準夜勤などの遅めの勤務などシフト制なこともある
透析クリニックで働く友人からは
糖尿病から透析になってしまう人が多く、自己管理ができないけどわがままな人が多かった…
就職したばかりのころは針刺しが下手で怒鳴られたりしたことが辛かった😢
とのことでしたが、経験を積んでいけば手技も向上して改善するようですが毎日の仕事で針刺しが重要なのではじめは少し緊張したり、いやな気持になることもありそうですね💦
透析クリニックで働くメリット
- 透析治療に特化することで、腎臓疾患や透析に関する専門的なスキルが向上する。
- 夜勤がない。日曜休みが多い。
- 給料は日勤のみのわりに高めのことが多い
転職後のキャリアパスの例
透析看護師を極めて透析看護認定資格の取得して、スペシャリストとしての地位を確立することも可能ですが透析以外の看護職として転職したい場合でも2-3年透析クリニックで働いていれば、比較的どの看護職の職場でも働けるのではないかと思います。
自分にあった透析クリニックを選ぶポイント
大規模なクリニックか、小規模なクリニックか。シフトの時間帯や土日出勤の有無など職場環境にも気を付けて選びましょう。
透析クリニックの探し方
基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!
自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので大変です。
転職エージェントに自分だと直接確認しにくい残業の有無と実際の平均残業時間や、有休取得率、離職率なども聞いてもらいましょう。
転職エージェントも、それぞれに登録されているデイサービス事業所が違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合ったデイサービスの求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!(エージェント担当者との相性もあります!当たりはずれがあるので)
もちろん友人・知人の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でコンタクトを取って転職するのもおススメです。
透析クリニックがむいている人
- マルチタスクは苦手だけど、看護が嫌いなわけではない
- 看護師としての経験値を積み上げたい
- 準夜勤があったりとハードなこともあるが、給料も比較的いいところで働きたい
そんな人にはむいているかもしれません。
準夜勤があるかないか、ハードな勤務なのか…などはクリニック次第だとは思いますが…。
進路⑧保育園看護師
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保育園の中で基本的には健康な子供相手の仕事になるため『子供が好き』な人に向いています。
私は経験ないのですが保育園で看護師として働いている友人からは
看護師資格があれば1年目でも大丈夫!
とのことでした!
私は子供の対応がもともと苦手で小児科の看護実習も泣く泣くこなし、訪問看護で小児の訪問をするときは今でも緊張するのですが実際働いている友人は
子供が好きなら大丈夫。最終判断は園長先生だし!
とのことでした。(園によると思いますので就職前に確認するといいかもしれません)
病棟との違い
- 保育園看護師は健康管理や予防が主であり、病棟に比べて急患が少なく医療技術を使うことがほぼない。
- 保育園では主に子供が対象であり、発達段階や特有の健康課題がある。
別世界です!保育園ですから!でも、女性の多い職場…というところは同じ💦
保育園看護師として働くデメリット
- 病棟勤務にに比べて給与が低いことが多い
- 子供たちは感染症のキャリアとなりやすく、看護師も感染リスクが高まる
- 看護師は1人なので医療的な判断は自分でしないといけない
- 保育士や園長との関りが多いため人間関係が大切
- 0歳クラスの保育に介入することも多く、体の負担もある
- 医療スキルを使うことがないので看護技術スキルは伸びない
- 看護師業務より保育士業務をする必要がある
保育園で働くメリット
- 子供たちとの関りで癒される。
- 子供たちの成長を間近で見守ることができる。
- 子供たちの健康状態を維持し、予防医学を学べる
- 夜勤もなく日勤のみで土日休みが多い
転職後のキャリアパスの例
保育園看護師の経験から他の看護師資格を活かした仕事にうつる場合は、保育園看護師で新たな看護技術を学ぶことはないと思うので、看護手技が身についていない方が保育園看護師を経験した後に医療技術を必要とする病棟や老健施設、訪問看護などに就職する際はできることできないことを伝え就職し、就職後に学びなおす必要があると思います。
そのため、あまり看護技術を必要としない職場である
- デイサービス
- クリニック
- 訪問入浴
などが働きやすいのではないかと思います。
保健師資格があれば、地域の健康支援や啓発活動に携わる…こともできると思いますが、保健師さんは保健師さんで大変そうですね。
自分にあった保育園を選ぶポイント
- 園の方針や理念が自身の価値観や看護観に合致しているか。
- 勤務時間や休暇制度、労働環境が自身のライフスタイルに合致しているか。
- 公立にするのか私立にするのか。
保育園の探し方
まずは、公立の保育園にするのか、私立の保育園にするのかを選択します。
公立保育園の場合は市区町村の募集要項に合わせ応募し就職活動を勧めます。
公立の場合は給料の安定や、産休育休の取りやすいなどのメリットがあると思いますが自分で配属される園が選べない、数年おきに転園するなどデメリットもあると思います。(スタッフとの相性が悪い場合は変われるのでメリットかも?)
私立の保育園の場合は、可能なら実際に園を訪れ、雰囲気やスタッフの様子を確認し、面接で要望や不安を伝える。口コミや保育園に関する情報を収集するか、転職エージェントの活用だと思います。
転職エージェントも、それぞれに登録されている保育園が違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合った保育園の求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!
しつこいようですがエージェント担当者との相性もあり、私自身ランキング上位のエージェントに登録しても担当が私のためではなくエージェントの成果のために早く就職を決めさせようとしている感じがして嫌な気持ちになったことがあります😢
保育園看護師がむいている人
子供が好きな人!そこにつきると思います!
子供が苦手な人にはむかないと思うので…。(←小児実習も挫折気味な私のような人です💦)
進路⑨健診・検診センター
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健診・検診センターとは、病気の予防や早期発見のための検査をおこない、自覚症状がない段階で病気の兆候を見つけ健康状態をチェックする施設です。
健診:健康診断のことで任意健康診断と法廷健康診断に分けられます。人間ドックは任意健康診断で基本的な検査項目に加え、CTやMRI、胃カメラなどの検査をおこない、より詳細に健康状態を調べます。
検診:「がん検診」や「婦人科検診」など特定の病気にかかっているかの検査を指し、病気の早期発見・早期治療が目的です。
病棟との違い
- 健康診断や予防医学に特化している。
- 主に健康診断を希望する健康な成人が対象であり、病気の治療よりも健康維持が中心。
- 全額自費で受診する人間ドックなどの場合は「患者さん」というより「お客さま」であり丁寧な接遇対応を求められる。
採血の失敗や、待ち時間に対するクレームなど、受診者から直接厳しい言葉を受けることも病棟に比べ多いようです💦
健診・検診センターで働くデメリット
- 夜勤なしの日勤のみなので病棟に比べて給与が低いことが多い。
- 職場によっては様々な検査や診断が求められ、それらに対応するスキルが必要。
- 職場によっては新たな看護技術が身につかない
- 予防医学を勉強して、検査データ、生活習慣から保健指導をする必要がある
- 受診者から直接厳しい言葉を受けることも病棟に比べ多い
私に友人も採血の1度の失敗で「このヘタクソが!」と怒鳴られたりという経験があり接遇や言葉遣いも気を使っていたと言っていました🤔
健診・検診センターで働くメリット
- 健康診断を通じて健康促進や生活習慣の改善に寄与できる。
- 患者は健康な成人が中心であり、リラックスした雰囲気でコミュニケーションがとりやすい。
- 夜勤もなく、土日休みの場合が多い
- 残業もほぼない職場が多い
転職後のキャリアパスの例
保健師資格があれば、地域の健康支援や啓発活動に携わる…こともできると思います。
胃カメラや大腸カメラの介助をされている場合は、消化器化のクリニックや検査室看護師でも重宝されそうですね!
健診センターによっては看護技術に不安がある場合もあると思いますがその場合は、あまり看護技術を必要としない職場である
- デイサービス
- クリニック
- 高齢者向け施設
- 保育園看護師
などが働きやすいのではないかと思います。
もちろん病棟に戻るということもできます!
自分にあった健診・検診センターを選ぶポイント
- 病院に併設型なのか独立型なのか。
- 自分の興味や得意とする分野に合致した検査項目を提供しているか。
- 労働環境が勤務時間や休暇制度、平均残業時間、有休取得率などの労働環境が自身のライフスタイルに合致しているか。
基本は労働環境重視かと思いますが、病院併設型だとカメラ介助や検診介助は各部署で行い健診センター看護師は行わないといった看護技術として伸びないということもあるので自分の希望をしっかり確認してください!
健診・検診センターの探し方
基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!
自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂
転職エージェントも、それぞれに登録されているデイサービス事業所が違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合ったデイサービスの求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!(エージェント担当者との相性重要!!)
もちろん友人・知人の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でコンタクトを取って転職するのもおススメです。
健診・検診センターがむいている人
先進医療というよりは、予防医学を学びたい人。
病棟勤務に疲れて、治療や療養の介助、急変対応、看取りなどから離れたい人にむいている気がします。
まとめ
すごく長くなってしまいましたが、結論『1年目の途中でも辞めてもいい』と言うことが伝えたいです。
そんなこと簡単に言われても
と、思うのももちろんわかります。
看護学生時代も実習に国家試験を乗り越え、社会人として働きだし、親や周りのプレッシャーや看護師人生の挫折に感じたり、奨学金をもらっている人は特に『辞めたいけど辞められない!』と思いますよね。
でも、長々書いたように病棟で働くだけが看護師ではないです。
私も長く看護師をしていて、大学病院の病棟・小さい病院の病棟、緩和ケア病棟、訪問看護、訪問入浴を経験していますが、『病棟は合わない』『もう病棟には戻りたくないし、戻れない』と思っています。
病棟で働くことが看護師のエリートコースなわけではないと思うし、自分に合った看護師としての仕事を見つけてほしいと思っています。
また私自身、働き方も正社員だけではなく派遣バイト、バイト、応援ナースも経験していて、どこで働くか、どんな働き方をするかも選んでほしいと思っています。
私の経験でも、
- 看護師の中には理不尽な関わり方をしてくる看護師がいる(病棟はどこでもいました)
- 病棟というマルチタスクで忙しい環境で人の命を預かり治療の補助をする困難さ
- 当たり前な前残業と後残業、まともに取れない休憩
- 勉強やレポートに追われる日々
- 同期に比べ、手技の自立が認めてもらえず足手まとい感
- 夜勤も入って生活リズムも崩れる
体も心もくたくたになり、つらかったです。
『最悪辞めてもどうにかなる』と知って何とか乗り越えられたらそれでいいし、もう限界を感じる人には1年目の途中で辞めても就職先があると安心して辛い職場を離れてほしいです。
看護師を目指し、挫折した人は、優しくて、まじめで自分なりに一生懸命やっても辛い職場で頑張りすぎて自分の心と体を壊してしまうまで耐えている人が多いと思います。
看護師として患者さんに優しくするためにも、自分のためにも自分の心と体を守ってください。
病棟を離れて思うのは、病棟は結構特殊な環境です。もちろん看護師としての経験は1番積みやすいかもしれません。でも、看護師の働き方はたくさんあるので自分に合った働き方をもう一度考えてみてください。
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