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(リライト中)看護師1年未満で退職したあとの【現実的な進路】を考えたいときに読む記事

現実的な進路はこの9つ!
  • 小規模病院の病棟勤務
  • 訪問看護
  • 訪問入浴
  • デイサービス
  • 高齢者向け施設
  • 美容クリニック
  • 透析クリニック
  • 保育園看護師
  • 健診・検診センター

私の看護経験16年(転職3回)・看護師友達の実体験に基づく記事です。

新卒で辞めたらヤバイ?

著者

辞めても大丈夫と言う人もいるけど、現実は甘くないよ。

理由は、1年未満で辞めると「看護手技が身についてない/身についてないとみなされる」リスクがあるから。

あと、奨学金をもらっていた人は「奨学金の返済」という問題が発生します。

でも、今の職場で続かない、続けたら精神を病んでしまうと判断できるなら「環境を変えるしか道はない」です。

この記事では【看護師1年未満で辞めた人でも選べる現実的な進路】を解説します。

著者

この働き方ならできるかも!が見つかるよ。

私の経歴
・大学病院 3年
・小規模病院 2年
・看護バイト(訪問入浴、施設夜勤)
・応援ナース(緩和ケア病棟) 1年
・訪問看護 10年

目次

現実的な進路一覧をさらっと解説

現実的な進路一覧
  • 小規模病院の病棟勤務
  • 訪問看護
  • 訪問入浴
  • デイサービス
  • 高齢者向け施設
  • 美容クリニック
  • 透析クリニック
  • 保育園看護師
  • 健診・検診センター
著者

さらっと読んで、気になる進路を見つけよう。

①小規模病院の病棟勤務

看護師の技術を高めたいなら一番のおススメ。

まだまだ第一線の看護師を続けたい・あきらめたくない人向け!

奨学金が残っている人は、ほぼ病棟1択です。

②訪問看護

看護をしたい!

でも病棟の忙しさは嫌スタッフとの人間関係に疲れた人におすすめ。

患者さん(利用者さん)と1対1で向き合えるので、看護師としてのやりがいを感じます!

③訪問入浴

命を背負うことに疲れた人

看護技術から一度離れたい人におすすめ。

仕事内容もルーティン化するので、頭を使うこともあまりなし!

夏は暑くて、冬が寒いのが欠点。まずはバイトから始めてみよう。

④デイサービス

日帰りの介護の場なので医療度は低め

高齢者と関わるのが好きで、ゆったり過ごしたい人に向いてます。

夜勤がないので給料低めだけど、ストレス少なめで生活リズムが整います。

⑤高齢者向け施設

病院と比べて医療行為は限られるので、スキルや経験を重要視されません。

ルーチン業務が多く、病棟のようなマルチタスクに追われる状況になりにくいです。

高齢者と関わるのが好きで、ゆるく看護をしたい人に向いています。

⑥美容クリニック

美容に関するお客様が中心なので、命を背負うプレッシャーがありません。

美容医療は自費診療のため、高収入の期待あり。

その分、サービスの質や看護師自身が綺麗でいることを求められます。

⑦透析クリニック

透析専門なので必要な技術が比較的少なく、慣れれば業務もルーチン化できます。

シフト制が多いですが夜勤はなく、給料も高め。

新卒や、1年目の退職者も受け入れられることが多いです!

⑧保育園看護師

基本的には、健康な子供相手の仕事になるので子供が好きな人に向いています!

看護技術などからは、ほぼ離れることになりますが、保育士業務をしてみたい人にもおすすめ。

保育園看護師の友達からは、「看護師資格を持っていれば何年目でも大丈夫」とのこと。

⑨健診・検診センター

健康な成人が対象で、健康維持が中心のため命を背負うストレスがなく日勤のみで働けます!

気になる進路はあるけど、どうやって選んだらいいか分かんないです・・・。

次は、進路の選び方を解説します。

どうやって進路を選べばいい?

進路の選び方
  1. とりあえず1-2年やってみようと思えるか
  2. 「今の職場のここが無理」が解消するか
  3. 自分のゆずれない条件は満たしているか

それぞれ解説します。

★文章の修正ポイントは以下の3こ。

・とにかく文章はシンプルに、短く。1文章1メッセージに絞る

・話が流れるように。一文目をうけて、二文目。二文目をうけて三文目になるように。途切れる場合は、スペーサーをいれて区切る

・見出しと、本文の内容が対応するように。ex. デメリットの見出しの本文は、デメリットの話を書く。

ポイント①とりあえず1-2年やってみようと思えるか

★同じメッセージが繰り返し登場してるので、重複する場合は割愛★

★落ち着くまで何年かかったか、具体的に書いた方がいいかな★

★まずは1-2年である理由?根拠みたいなのが欲しい★

次の進路でずっと働こうと思っちゃダメ

著者

まずは1-2年、という気持ちがおすすめ!

どんな職場でも入職して慣れるのに3-6か月はかかって1年くらい働いてやっと職場について分かると思います。

2年目になると仕事を人の手を借りずにこなせるから自分で手の抜き方も分かって1年目に比べ働きやすいと思います。

なので1-2年働いて、それでも続けたい職場なのか?で続けるか変えるか考えればいいと思っています!

私も、自分が落ち着ける職場を見つけるまで5か所目、10年くらいと時間がかかりました。
(今の職場も入ってすぐにこんなに長く働くことになるとか、好きになるとは思っていませんでした)

経験や年齢で考えも変わるので国家資格があるという強みを活かして、まずは1-2年働いてみようという気持ちで転職先を探しましょう!

著者

私も1~3年で職場を変えてたけど、自分の居心地いい職場を見つけて今は長く働けています。

ポイント②「今の職場のここが無理」が解消するか

著者

何となく転職したら、次も同じ理由で短期離職になっちゃうので注意。

自分が何を嫌だと思っているか、その問題点が解消される進路なのか見極めよう。

いまここで、紙やスマホを使って「職場でここが無理なの」を書き出してみよう。

面倒くさがらず、今やれば頭の中が整理整頓されるよ。

【職場のここが無理!!の例】

分類具体例
生死の関わり・人が死ぬのが辛い
仕事の難易度・自分がポンコツ過ぎて無理
・急変が多くてついていけない
業務量・業務量が多すぎる
・マルチタスク過ぎる
・患者さんと向き合う余裕がない
人間関係・お局が無理
・上下関係が厳しい
・先輩に聞ける雰囲気じゃない
・インシデントでつるし上げ
職場ルール・ナースコールは若手が出ろ
・サービス残業
・有休も自由に使えない
・退職できない
看護技術習得・手技のOKがもらえるまでが長い
・専門科すぎて学べる知識に偏りがある
教育体制・レポートが多すぎる
・年次が上がると研究をさせられる
働き方・夜勤が辛い
・土日祝日休みじゃない

★↓の吹き出しは、私の無理だと感じていた部分を書きたい★

★職場のここが無理 について記述している領域なので、無理じゃない話が出てくると、急に話が飛んじゃう★

著者

私はポンコツ過ぎて、マルチタスクについていけなくて、患者さんに向き合う時間も余裕もなくて看護師の皮をかぶった悪魔になってた😒

ポイント③自分のゆずれない条件は満たしているか

自分の希望通りの「100点満点の職場」なんて存在しません。

著者

でも、自分のゆずれない条件を外すと辛くなっちゃうよ。

理想の生活をイメージすると良いですね。

「理想の生活を送るために必要な条件」を考えてみましょう。

思い描く理想の生活必要な条件
休日は友達と出掛けたい・土日休み
・長期休暇/有給取得できる
お金を貯めて遠くに行きたい・給与が高い
・残業代が出る
看護師として成長したい・教育体制が整ってる
・看護手技を活用できる
ゆるっと生きたい・業務量が少なめ
・看護手技を求められない
・人命への関わり少ない
・日勤のみで夜勤がない

ちなみに私は、仕事より自分の時間や遊びが大事。

だから、通勤時間が短いこと、夏休みが長いこと、残業がないことは絶対重要🤔

著者

進路の選び方を復習すると、以下の3点。

進路の選び方
  1. とりあえず1-2年やってみようと思えるか
  2. 「今の職場のここが無理」がなくなるか
  3. 自分のゆずれない条件は満たしているか
著者

いよいよ、進路の解説をするよ。

各進路について、以下の項目で解説します。

注目ポイント項目
  • 大きい病院との違い
  • メリット・デメリット
  • 転職後のキャリアパスの例
  • 自分にあった職場を選ぶポイント
  • 転職先の探し方
  • どんな人におススメしたいか
著者

気になる進路をタップして、解説を読んでみてね。

進路①小規模病院の病棟勤務

タップすると詳細が表示されるよ。

★ここは、小規模病院の病棟勤務のまとめ 的な文章がほしい。★

★前半の3-4行まとめにちょっと文章足したくらいでOK。★

看護師の技術を高めたいなら一番のおススメ。

まだまだ第一線の看護師を続けたい・あきらめたくない人向け!

奨学金が残っている人は、ほぼ病棟1択です。

著者

私の看護技術を成長させてくれたのは、小さめの病院でした。

奨学金が残っている方は「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」の病院もあるのでおススメです。

★まれに は割愛。 修飾語は可能な限り割愛する★

実際の私の友人の経験や、私の2つ目の就職先が小さい病院(150床ほど)の病棟勤務だったのですが第二新卒でも准看護師でも夜勤専従でも看護師なら雇ってくれるような病院でした。

著者

大学病院とは全く違ってデメリットもあるけど、私は実際小さい病院の方が働きやすくなりました。
★曖昧な内容だけだと、中身のない文章になって読み飛ばされる。割愛するか、具体的に書いた方がいい。ex. 大学病院と違って〇〇だったので、働きやすかった。とか。★

★下の表では、上下関係・マルチタスクetc改善なので、そこらへんの話だと、つながるのでなお良きです。

大学病院・大きい病院との違い

★違いについて、1-2行でまとめがほしい★

項目小規模病院大規模病院
生死の関わり× 大きい× 大きい
急変対応× あり× あり
マルチタスク〇 少ない× 多い
上下関係△ 少し緩い× えげつない
ルールの厳しさ△ 少し緩い× ガッチガチ
残業△ 少なめ× 多い
看護技術習得習得可先端技術有
教育体制△ 少なめ〇 手厚い

★長い吹き出しは読まれないので、短く★

★長くなる場合は、普通の文章にした方がよいかな★

著者

大学病院は完璧な看護を求められ先輩から監視されてるように感じたけど、小さい病院は息苦しさを感じなくなったよ!

著者

大学病院時代の精神も肉体も追い込まれた環境ではないから病棟看護の技術を経験するには小さい病院がおすすめです。

小規模病院に実際に転職したわたしの感想(タップで表示)

私の大学病院時代の手技一つ一つに自立認定をもらってからでないと一人で実施できないという状況とは真逆の状況でした。

著者

見て、経験して学んでいくという感じでした。

小規模病院は大規模病院のエビデンス、ルール、専門分野による細分化とは全く違い、小さいながら2次救急も受け入れていたりと

  • 色々な疾患の患者さんが入院する
  • 看護師に任されていることが多い
    (例:ルートキープ、男性のバルン挿入、NGチューブ挿入など)
  • 准看護師さんや介護士さんと働く
  • エビデンスやルール重視ではなく、経験で学ぶ
  • 勉強会や教育体制はあまりない

私が働いたところは前残業、後残業はほぼなく(あっても短い)、残業代もしっかり出ていました。

著者

大学病院時代はサービス残業ありきだったけど、小さい病院になって残業もほとんどなくなりました‼

小規模病院で働くデメリット

  • 同期が少ない
  • 年齢層が高め
  • 実践重視で、指導が少ない
  • 勉強会が少ない
  • 最先端の医療を看る機会があまりない

小規模病院で働くメリット

  • 手技の自立確認がない 
  • 看護師にゆだねられた仕事も多く、経験を積みやすい
  • ルールが少なく、インシデントの範囲が狭い
  • 家庭を持っている人も多く勤務外の時間を大切にする人が多い
    (大学病院は独身看護師が多く仕事に時間を割いて当然という雰囲気でした)
  • 年齢層が高めになり、人間関係がゆるくなる
  • 「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」の病院あり
著者

私は小規模病院の方が大学病院より看護技術がたくさん経験できました!

大学病院はルートキープは医師、NGチューブ挿入や交換も医師、男性のバルン挿入も医師と看護師が法律上できる看護技術も経験できませんでした。

小さい病院は看護師にゆだねられている仕事も多く経験できる看護技術は増えました!

病棟の専門性も細分化しているので、担当診療科以外の患者さんを看ることがほぼありませんでしたが小さい病院の方が患者さんの診療科の幅も広がりました。

著者

最先端の医療ではないし、手取り足取りの教育ではなくなるけど、先輩に監視されているように感じる空気がない!

★上のコメントの具体的な話が欲しい。★

★大学病院だと、こんな感じで分業。小規模だと、ここまでやる。とか★

小規模病院に転職してみて感じたコト(私の体験談)

大学病院で働いていたころは「〇年目はさー」と年次で管理され、特に1年目は監視されているように感じていました。

院内のルールも厳しく、ちょっとしたミスも許されない状況。

★でした。ました。 の語尾が繰り返し感。 例えば、2分目は、「許されない状況」と体言止めにしたり。★

著者

例えば点滴は必ず24時間キープでただの維持液でも1時間に40mlなど決められていて、2時間分の80ml早い/遅いでインシデントを書かされていました😭

大学病院は介護職はおらず、オムツ交換や清拭もすべて看護師で、

  • 点滴交換
  • 血糖値・インスリン管理
  • 経管栄養
  • 吸引
  • 抗がん剤投与
  • 手術出し
  • ICU戻り受け
  • 入院受け
  • 検査出し
  • カテーテル管理
  • 麻薬管理

などなど…マルチタスク過ぎました😭

★小規模病院のメリット:看護師にゆだねられた仕事も多く、経験を積みやすい と、上記は話が矛盾しちゃうように読み取れる。マルチタスクと、仕事の幅の話を分けて説明した方がよさそう★

そのうえで患者対応をして、患者さんの命を預かり、急変対応をして、緊急入院をとって…思い出しただけで吐き気がします。

特に1年目は、ナースコールに率先して出ろという雰囲気😢

看護技術も自立していなかったりするけど、みんなが忙しすぎて先輩に相談する隙が無くて、頼れなくて…「言ってよ!」と怒られる…ループの地獄でした。

小さい病院にうつってからは、病棟なのである程度の忙しさは変わりありませんが監視されているという感覚はなくなりました。(むしろ野放し気味だった)

分からないこと、できないことは自分で伝えて教えてもらうということがスムーズにできるようになりました。

点滴管理1つをとっても、昼間だけで看護師の裁量で投与してロックするなど大学病院時代の80mlでインシデントはなんだったの?と退学病院のルールが全てではなかったんだ!と気づけたりもしました。

日常のケアもオムツ交換や清拭など介護士さんも手伝ってくれるので、看護業務の負荷も大学病院に比べ軽くなりました。

看護技術もたくさん経験できるので小規模病院にうつってからの方が、大学病院時代より看護技術が身に付いたと感じています。

大学病院も小規模病院も(緩和ケアも)経験してみて、看護師の経験を積むのは小規模病院でいいのではないかな?と思っています。

小規模病院の転職後のキャリアパスの例

著者

小さい病院でも病棟で2-3年働けば、その後はどこでも転職できます。

著者

例の1つとして、私のキャリアパスを紹介しますね。

STEP
大学病院

大学病院ってどんなところなんだろうか?と私は大学病院を受診したこともなく、興味関心のみで就職しました。

1年目から同期1の落ちこぼれで辞めたい辞めたい、シンドイ…と思いながらもなんとか3年働きました。

大学病院は専門科ごとの細分化されているため私は「呼吸器内科・呼吸器外科」に配属され他の科の患者さんを看ることがほぼない3年間でした。

3年働いても大学病院では抹消ルートキープやNGチューブ交換、男性のバルン交換などは医師の領域となっており経験できませんでした。

教育機関なので教育プランが充実していたとは感じています。

STEP
派遣バイト

大学病院退職後、自分で「人生の夏休み」として約1年派遣バイト生活をしていました。

主には訪問入浴、高齢者施設夜勤です。

バイトなので、失業保険をもらいながら(バイト収入の上限額があるので、お小遣い程度)や、失業保険終了後もちょこちょこ海外旅行に行ったりしながらできました。

1日の派遣バイトだと知識や経験がほぼなくてもできる仕事で、技術的な不安を感じることはあまりありませんでした。

訪問入浴は私の中で気に入いり、1か所と直接バイト契約を結び、小さめの病院に就職後も月に数回バイトに行っていました。

STEP
小さめ病院

自分の中の目標のため(看護ではない)お金を貯める必要があり、でも大学病院の時より働きやすく給料もまずまずの職場を探し、友人の紹介で就職しました。

150床ほどの地域の老人ホームなども抱えている医療法人の病院で3病棟あり、私は「外科(という名の消化器外科)・整形外科」の病棟でした。

古いやり方の病棟で、採血はもちろんNGチューブ挿入や交換、男性のバルン挿入などなんでも看護師がするし、記録は紙でした。(←古すぎる🤣)

自分で分からない・できないことは申告して教えてもらう。言わなければできると思われ任される…といった感じでした。

大学病院に比べ色々な患者さんを看ましたし、なんでも・どんどん経験できるので私の看護技術の多くはここで習得できた気がします。

(目標額を貯めて2年ほどで退職しました。)

STEP
応援ナースで緩和病棟

看取りに興味を持ち、緩和病棟が見てみたくなったことと、『応援ナース』という働き方を見つけ働いてみることにしました。

緩和病棟では、身体的苦痛を取るための最低限の点滴を皮下注射で行うことや、緩和ケアの薬剤コントロールが学べました。

私のいた緩和病棟は私が期待したほどの患者さんの自由度はなく😢、看護師も忙しすぎて私には患者さんを思いやる余裕がなく私には合わないと感じました。

応援ナースという働き方なので、月々の給料もよく、6か月契約だとボーナス10万円出る…という説得に折れて6か月契約にしました。

結局、働きはじめは慣れないし、その後も忙しさや疲労で次の職場を探せていないまま契約を延長して(延長はスムーズ)1年ほど働きました。

STEP
訪問看護ステーション

「在宅で亡くなる人のお手伝いがしたい」と訪問看護を選びました。

実際訪問看護で働いていくうちに、お看取りだけでなく、慢性期の方への関りや、精神、小児といろんな領域の看護が楽しくなりました。

私は訪問看護は「何でも屋」と思っており、輸液管理、吸引、バルン管理、褥瘡処置から排便ケア(在宅では超重要)、入浴介助、陰部洗浄、爪切り、内服管理、リハビリ、生活指導、傾聴など飽きが来ない仕事内容です。

全領域の何でも屋なので、分からないことや困ったこと、緊張したことなどもたくさん遭遇しますが、職場のスタッフや主治医や他の職種と相談して乗り越えられています。

今はスマホやタブレットを持って訪問するので、その場で調べたりもできるし、緊急時は主治医や上司に電話で連絡して対応できるので1人で訪問するという恐怖心はあまり感じません。

私は他の看護師と協力するのが苦手なので、訪問看護が自分の看護師としての働き方で楽しい合っていると感じています。

こんな感じで小規模病院で看護技術を身に着けたおかげで、どこでも働けるようになったように感じています。

…とはいえ、看護師は働く先々で必要な知識や技術が変わったりもするので緩和病棟、訪問看護と学び続ける必要はありますが…。

自分にあった病院を選ぶポイント

選ぶポイント
  • 実際の平均残業時間
  • 実際の出勤時間
    (前残業があるのか)
  • 給料・ボーナス・夜勤手当
    (住宅手当や交通費なども)
  • 夏休みは何日なのか、連休は何連休まで取れるのか
  • 有休消化率
  • 通勤時間
  • 教育制度

その他、自分が何を重視したいかによって違ってきますが

募集要項と実際が違っていることもあると思うので、入職前の面接では確認が必要だと思います。

私が大学病院にいたころは残業代が出ていませんでしたが前残業や後残業が当たり前でした💦

著者

私は残業が大大大っ嫌いなので実際の平均残業時間と残業した場合の残業代が出るのか、申請制なのかなども面接時に確認します!

また、有休の付与率は募集要項に書いてありますが、大学病院時代はあまり使えず退職時も消化させてもらえませんでした😱

有休は消化率を確認する必要があります。有休がついても消化させてもらえなかったら意味ないので!!!(超重要です)

著者

私は海外旅行好きなので、夏休が最大何連休なのか確認しています😂(重要)

面接で自分で聞きにくいと思う人は転職エージェントの人に伝えておいて事前(もしくは面接時)に確認してもらうといいと思います。

私の経験では給料を重視しすぎると、残業が多く病棟全体がパンク気味なケースが多かったです。
100点満点の条件は諦め、重視したい項目を中心に選びましょう。

奨学金が残っている方は「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」の病院をまずは探してください!

1年目や奨学金の残っている人の最大のポイントが「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」病院に移り奨学金問題を解決することだと思います。

病院の探し方

病院の探し方
  • 近所の病院など自分で調べてコンタクトをとる
  • 友人・知人の働いている病院の口コミを聞いて回る
  • ハローワークで聞く
  • 転職エージェントを使う
  • x(twitter)などSNSで探す
著者

現実的には、以下の2択に絞られます。

  • 転職エージェントを使う
  • 知人が働いている病院の口コミを聞き、自分で申し込み

転職エージェントは担当になる方との相性や決断を迫ってくる圧迫感があることもあったりと自分と合う合わない、また登録病院の違いなどもあるので2社以上は同時に使ってください!

著者

口コミのいい大手の転職エージェントがいいとは限りません!(実体験!)

無料だし、転職は最重要ポイントなので何社も使って自分と合うエージェントで自分に合う病院を探してください。

私的には友人知人の病院の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でその病院にコンタクトを取って転職するのもおススメです。

著者

私はこれで転職したこともあります。

内部のリアルを知っている人からの話を聞いて納得できるのならハズレない可能性が上がるからです!
(しかし、病棟が変われば全く違う世界だったりもするので転属病棟が違って話が違う…となる可能性もありますが…)

奨学金が残っている方は転職エージェント1択

「奨学金返済支援」や「奨学金立替制度あり」という病院も、募集要項にないことが多いです。

そのため、転職エージェントに探してもらうのが確実。

小規模病院の病棟がむいている人

1つ目の病棟は辛くなって退職したけど、もう一度環境を変えて病棟勤務に挑戦したい人!


そう思う気持ちが少しでもあるなら小さめの病院の病棟勤務(もちろん大きい病院にチャレンジもありだとは思います)に挑戦してみるのがいいと思います。

環境が変われば、病棟勤務といっても全く違うので一度目の挫折理由を見つめなおし、病院を選べば病棟看護師に戻れると思います。

進路②訪問看護

タップすると詳細表示されるよ。

大学病院の病棟勤務、個人病院の病棟勤務、緩和ケア病棟勤務、訪問入浴バイトなど経験して来た私のおすすめの看護師としての働き方です!

病棟勤務で挫折気味、病棟が合わないと思っているけど看護師として働きたいと思っている人に考えてみてほしいです。

ただ、看護師1年目の看護師が楽に働ける職場としてはすすめていません!

基本的には1人で訪問して1人でアセスメントして1人で看護を提供し、利用者さんやその家族、関わる医療介護スタッフとの連携をするため訪問看護へのやる気や職場選びが重要だと思います。

訪問看護と病棟(大学病院)との違い

項目訪問看護大規模病院
生死の関わり大きい大きい
急変対応時々ありあり
マルチタスク少ない多い
上下関係まだましえげつない
ルールの厳しさ緩いガッチガチ
残業ほぼなし多い
看護技術習得習得可先端技術有
教育体制少なめ手厚い
著者

一言で言うなら、1人で看護できるのがいい!
(←コミュ障😂)

著者

ナースコールも鳴らず、時間内は患者さんと向き合えるのもいいです!

病棟とは全く違います(笑)特に大学病院ではコストよりも最新のエビデンスに基づいた手技を求められ医療機器・物品も最先端のものを使うことが多かったと思いますが、

  • 小さいクリニックと関わることも多くコスト管理が厳しい
  • 昔ながらの医師と連携することも多い
  • 物品コストは基本的に利用者・家族が負担

そのため医療物品も古い型だったりします。

例えば病棟では

  • 毎回使い捨てていた吸引チューブは1日から1週間など消毒して使いまわす
  • 経管栄養のルートやカテーテルチップも洗浄して使いまわす
  • オムツもパット交換のみで汚れていなければテープ止めは毎日は交換しない

など同じ現代医療とはいえ別世界です。

もちろん利用者さんや主治医などによって変わってくるので、利用者さんごとに違います。

また利用者さんとの関わる時間も入院の短期化で入退院の激しかった大学病院とは違い、在宅では長い方は10年以上関わることもあります。

利用者さんやその家族と関係性を築き、個別性のある看護を提供するということが行いやすく看護の楽しさを感じます。

関わり方も訪問時間の基本的には30分~90分をその利用者さんだけと向き合うため、ナースコールに邪魔される、他のタスクも同時進行といった状況にはなりません。

基本的に看護師1人での訪問になるため看護師同士の関りが少なく、私のようにコミュニケーション力が低めの人には楽です😂

家と家の移動中は1人なので人に気を遣わずに飲み物を飲んだり、音楽を聴いたりできます💕

車移動のステーションだと車の運転、駐車技術が求められるため運転にストレスがある人には向いていないと思います。

訪問看護で働くデメリット

  • 業務の範囲が広いため覚えることや対応することが多い
  • 車や自転車の運転による事故リスクがある
  • 夏は暑く、冬は寒い
  • 日に焼けるのでしみになるリスクが高まる
  • オンコール制をとっていることが多い
  • 病棟に比べ教育プログラムがしっかりしていないことが多い
  • 給料が病棟勤務より安い
  • 自分の判断力や技術力が求められる
  • 汚い家もある
  • ペットのいる家もあるので動物アレルギーの人には難しい…?
  • 物品が限られている
  • 主治医がいまいちなことがある
  • 医療的な100点のケアや療養状況は目指せないこともある
  • 年齢層が高めになりやすい
著者

私の経験が一番長くて、訪問看護好きだからこそデメリットも多くなっちゃいました🤣

訪問看護で働くメリット

  • 基本的にすべての看護対象者と接するので幅広い分野の看護が経験できる
  • 決められた訪問時間(基本30-90分)1対1で関われる
  • 基本的に1人で仕事をするので他の看護師に気を使うことがない
  • 慢性期の患者さんなどは年単位でじっくりかかわることができる 
  • 転倒や点滴の早い遅いなど病棟勤務でインシデントだったことも責任が大きくない
  • 個別性に合わせたケアとは何か分かる
  • 土日休みが多い
  • オンコール制が多く、夜勤がないことが多い
著者

マルチタスクに追われた病棟と違って、患者さんと1対1で向き合えるので私は初めて看護らしい看護ができたと感じました。

著者

担当患者さんとも長期間のお付き合いになることも多く、信頼関係の構築・個別性のあるケアなど看護が楽しいですよ。

訪問看護に転職してみて感じたコト(私の体験談)

訪問看護は30分/60分/90分と決められた時間の中で患者さん(利用者さん)と1対1で向き合えるのが1番いいと思っています。

病棟時代、患者さんとしっかり向き合って話を聞く、個別性のあるケアをするということができませんでしたが訪問看護ではできます!

著者

訪問看護ではじめて自分の思い描く看護ができました。

私は他のスタッフと協力しながら働く…ということが苦手なので基本1人で働けることが最高です(笑)

著者

私には訪問看護の働き方が一番合っていると感じます。

基本的には日勤だけで働きやすいところも良く、病棟で夜勤をしていた時は夜勤明けの性格が悪くなっていたと家族に言われていましたが無くなったようです😂

私は規模の大きい訪問看護ステーションにしたこともあって(他を知りません)産休・育休も2度しっかりとらせてもらいました。

子供の急な呼び出しのお迎えやお休みも嫌な顔をせずに早退やお休みさせてもらえました。(私は心苦しいですが😢)

著者

自分の理想の働き方ができる職場がやっと見つかりました!

転職後のキャリアパスの例

訪問看護で2-3年働く→スキルを身に着ける→どこでも働けると思います。

著者

訪問看護は『看護の何でも屋』だと思っていて、訪問看護で数年働ければどこでも働けるように思っています。

自分にあった訪問看護ステーションを選ぶポイント

新卒や1年目の中途での就職を受け入れているかどうかは訪問看護ステーションによります。

新卒でも入職受け入れのある、比較的規模の大きい、教育体制の整った訪問看護ステーションを選ぶ必要があります。

また、最近の訪問看護ステーションは固定給制出来高制のところとあるので自分に合ったところを選んでくだい。

著者

私の考えでは固定給制で給料の浮き沈みに惑わされない方が、これから始める人にはいいのではないかと思います🤔

訪問看護ステーションの探し方

基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!

自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂

転職エージェントも、それぞれに登録されている訪問看護ステーションが違うこともあるので

著者

実際私は2社同時に使用し同じエリアでも全く違うところを紹介されました。

何社か登録し自分の希望に合った求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!

著者

エージェントの人に流されないのも大事です!

もちろん友人・知人の訪問看護ステーションの話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でその訪問看護ステーションにコンタクトを取って転職するのもおススメです。

著者

自分の生活圏に都合よく友人・知人の働くステーションがあることはあまりないかも💦

最近はSNS(特にⅩ)をしている訪問看護ステーションも増えてる気がするので、気になったらDMしてみてもいいかも

訪問看護がむいている人

  • 1人で看護をしたい人!
  • 患者さんと1対1で向き合ってじっくり看護をしたい人

に向いていると思います。

慌ただしい病棟勤務や他のスタッフとの人間関係は嫌だけど、自分なりの看護をしてみたいと思った人にはチャレンジしてみてほしいです。

進路③訪問入浴

タップすると詳細表示されるよ。

訪問入浴は、利用者さんの自宅に浴槽を運び入浴介助をするため医療的には楽です!

清潔意識の高い看護師には合わないなど、合う合わないはあると思います。

大学病院の病棟勤務、個人病院の病棟勤務、緩和ケア病棟勤務など経験して来た私のおすすめです!

病棟勤務で挫折気味、病棟が合わないと思っているけど看護師資格で働きたいと思っている人に検討してほしいです。

著者

私は結構好きで3年弱バイトしてました😊

訪問入浴と病棟との違い

項目訪問入浴大規模病院
生死の関わりほぼない大きい
急変対応ほぼないあり
マルチタスクない多い
上下関係ないえげつない
ルールの厳しさないガッチガチ
残業基本はない多い
看護技術習得できない先端技術有
教育体制ない手厚い

★対比表の下に、情報のつけたしやコメントを。★

★大きい病院で辛かったことが、小さめ病院なら解消しそうなのか、コメントが欲しいかな★

著者

入浴介助の判断がメイン業務なので責任もあまりなくて精神的にも楽です!

著者

3人組で訪問するけど、看護師は1人なので先輩の監視とかもない!

病棟とは全く違います!

基本的に入浴介助という介護に付属する医療のみなので医療度は低いです。
(医療度が高い利用者さんがいることもありますが訪問入浴の看護師に依頼される医療度は高くないです)

入浴介助自体も介護スタッフ中心に行い、医療的なことは最低限しか求められていないので判断のストレスもないですよ!

著者

重労働な部分も介護スタッフ中心で、身体的な負担も少ないです。

仕事内容もシンプルで

  1. 体調確認
  2. 入浴介助
  3. 必要時:軟膏塗布や褥瘡処置など
  4. 記録

利用者さんに合わせて、事前に指示されている軟膏塗布や褥瘡処置、吸引など行うこともありますが、医療処置を受ける受けないなども事業所によって違います。

著者

手袋をする事業所/しない事業所など衛生概念で合わない人もいるみたいですが…。私は好きです💕

訪問入浴で働くデメリット

  • 介護スタッフと組んで仕事をすること
  • 昼休憩が車内になることもあること
  • お風呂の中に手を入れて洗う時など素手になることもある
  • 夏は暑く、冬も寒いことも多いこと
  • 狭い、汚い家もある
  • ペットのいる家もあるので動物アレルギーの人には難しい…?
  • 正社員だと給料が低め
著者

夜勤もないので正社員の給料が安めなのが😢

訪問入浴で働くメリット

  • 医療的ケア、判断が少ない
  • 看護師の病棟経験が求められない
  • 他の看護師に気を使うことがない
  • 土日休みが多い
  • 夜勤がない
  • 残業がない
著者

医療的ケア・判断が少なく、他の看護師に気を使うこともないので病棟勤務に疲れた人におススメです。

訪問入浴で働いてみて感じたコト(私の体験談)

訪問入浴では看護師としての技術や命を背負ってるプレッシャーから解放されました!

看護技術もほぼいらない!ので看護ストレスはあまりありませんでした。

私は元々足浴をして垢を出すことが好きだったので(笑)「これが私の看護師としての最適解かも?」と思ったことがありました。

ただ、コミュ障な私は一緒に回るスタッフで狭い車で1日過ごす(下手すると昼食も車の中と言うことも多い💦)のが好きではありませんでした。

訪問入浴事業所も何か所か経験し、大手の事業所はやはり稼働率重視で私が思うゆっくり丁寧にできずもどかしく感じたりもしました。

訪問入浴は派遣看護師ありきで回していることも多く、まずは派遣バイトで試してみるのがおススメです!

自分が訪問入浴が好き、この事業所がいいと納得できたら、日勤のみだし!すごくいい働き方だと思います。

著者

とにかくバイトしてみることを勧めたい‼

転職後のキャリアパスの例

訪問入浴で新たな看護技術を学ぶことが基本的にないです。

看護手技が身についていない方が訪問入浴を経験した後に病棟や老健施設、訪問看護などに就職する際は『できること・できないこと』を伝え就職し、就職後に学びなおす必要があると思います。

そのため、あまり看護技術を必要としない職場である

  • デイサービス
  • クリニック
  • 健診センター
  • 保育園看護師

などが働きやすいのではないかと思います。

著者

病棟以外の働き方もたくさんあるから、大丈夫!

自分にあった訪問入浴を選ぶポイント

訪問入浴自体は大きくは変わりないですが

  • 吸引などの処置をする事業所なのかどうか
  • 土日休みか、土日も稼働するのか
  • 残業が多いのか、少ないのか
  • 1日の平均稼働件数

によって医療度の高さ、土日休みかどうか、残業ありきかどうかなど分かると思うので自分の希望に合うポイントを入職前に確認しましょう。

著者

残業代は出るけど残業ありきで稼働件数を詰め込んでくる事業所もあるみたいです😭

訪問入浴の探し方

基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!

自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂

著者

バイトから始め、自分に合っていると思ったら就職の条件を確認したり、エージェントを通して転職活動を進めていくのがおススメです。

転職エージェントも、それぞれに登録されている訪問入浴事業所が違うこともあります!

何社か登録し自分の希望に合った訪問入浴の求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!(エージェント担当者との相性もありますし😢)

もちろん友人・知人の訪問入浴の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でその訪問入浴事業所にコンタクトを取って転職するのもおススメです。

著者

、自分の生活圏に都合よく友人・知人の働く訪問入浴事業所があることはあまりないと思います💦

訪問入浴にむいている人

  • 看護師をすることに疲れた人
  • でも全く違う職業に今から転職するのも違う…
  • ちょっと休みたいけど生活もあるし…

という人には、まずは訪問入浴の派遣バイトをしながら今後を考えるのがおススメです。

訪問入浴は看護師としての責任が少なめで、仕事内容も難しくなく初日から即戦力になり、自分でも看護師として求められている達成感なども得られます。

病棟に完全に戻らないのか、自分がしたいことは何なのか?バイトしながら考えて、訪問入浴をずっと続けてもいいし、他の看護師としての就職を考え直してもいいし、全く違う仕事にチャレンジしてもいい。

自分の人生のワンクッションにおススメです。

進路④デイサービス

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デイサービスは、介護が必要な高齢者が自宅で日常生活を続けられるように半日から1日の日帰り通所介護施設です。

デイサービスは自宅で過ごしている利用者さんが介護保険で日帰りで利用する場なので、医療処置も基本的にはありません。

機能訓練や食事・入浴・レクリエーションなどを提供する場所なので、基本的に医療ケアの提供の場ではないため医療度はとても低いです。

著者

バイタル、爪切り、入浴後の創処置などが基本ですが重傷者を受け入れている施設では吸引や経管栄養なども行います。

デイサービスと病棟との違い

項目デイサービス大規模病院
生死の関わりない大きい
急変対応ほぼないあり
マルチタスク少ない多い
上下関係ないえげつない
ルールの厳しさないガッチガチ
残業ない多い
看護技術習得できない先端技術有
教育体制ない手厚い
著者

基本は看護師は1人だし、治療の場でもないので精神的に楽です。

著者

ルーティン業務をこなしたら、おじいちゃんおばあちゃんとゆったり関われる!

デイサービスは日中の支援や介護が中心であり、介護に付属する医療のみなので医療度は低いです。

デイサービスは軽度な介護が主体で、基本的に体調の安定した方が多いです!

デイサービスの看護師が異常を発見した場合も看護師が自分の判断で医療処置を行うこと自体少ないと思います。

基本的には事前に指示されている軟膏塗布や褥瘡処置、創処置、爪切り、血糖測定・インスリン管理・内服管理です。

吸引や経管栄養など行うデイサービスもありますが、吸引や経管栄養があるかないかなどはデイサービスの施設によって受ける受けないなど違います。

デイサービスで働くデメリット

  • 夜勤もなく、給料は低いことがほとんどです
  • 医療度が低く、医療技術を使わないため技術を磨くことはできない
  • デイサービスに基本看護師1人(まれに2-3人いるデイケアもあり)なので急変対応などは自分1人の判断となる

医療度の高い利用者を受け入れている施設などでは看護師対応が必要なことも多く、多忙な状況が発生することがあるかも?!

デイサービスで働くメリット

  • 日勤のみで夜勤がない
  • 土日休み、日曜休みの施設が多く、土日休みが取りやすい
  • 医療度が低く、高度な看護手技を必要としていない
  • 体調の安定した利用者が多く、急変への対応などの機会が少ない
  • 病棟に比べ長期利用の方が多く、じっくり関わることができる
著者

給料は低めだけど日勤だけで医療を必要とされず働けるのはいいですよね!

転職後のキャリアパスの例

長くデイサービスの経験を積んだ場合、ケアマネージャーへのステップアップやデイサービスなどの介護サービスの管理者などもあると思います。

デイサービス看護師以外の看護師資格を活かした働き方を探す場合、デイサービスで新たな看護技術を学ぶことはないです😢

看護手技が身についていない方がデイサービスを経験した後に医療技術を必要とする病棟や老健施設、訪問看護などに就職する際は『できること・できないこと』を伝え就職し、就職後に学びなおす必要があると思います。

そのため、あまり看護技術を必要としない職場である

  • 訪問入浴
  • クリニック
  • 保育園看護師
  • 健診センター

などがデイサービスの次の転職として働きやすいのではないかと思います。

自分にあったデイサービスを選ぶポイント

  • 利用者の特性やニーズに合ったデイサービスを選ぶ。
  • 給与や勤務時間、福利厚生など、自分のライフスタイルに合った職場を選ぶ。

デイサービスとひとくくりにしていますが、通所介護と通所リハビリという介護特化なのかリハビリ強化なのかにより要介護度の高い低いも別れたり、受け入れ人数の規模も変わることが多いです。

少人数でアットホームなところがいいのか、大人数で看護師も1人じゃないところがいいのか、介護度が軽い人が多めがいいのか、介護度重めでもいいのかよく考えて選んでほしいと思います。

著者

看護師が多い方が休みはとりやすそうだけど、人間関係が読めない🤔

デイサービスの探し方

基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!

自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂

著者

できればデイサービスのバイトから始め、合っていると思ったら就職の条件を確認したり、転職活動を進めていくのがおススメです。

転職エージェントも、それぞれに登録されているデイサービス事業所が違うこともあるので必ず同時に何社か登録してください!

自分の希望に合ったデイサービスの求人案件を持っているところと転職活動を進めます!

著者

エージェントの担当との相性も大事です!

友人・知人の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でそのデイサービス事業所にコンタクトを取って転職するのもおススメです。

デイサービスにむいている人

医療というよりは介護でいい!

おじいちゃん、おばあちゃんとのんびり過ごしたい

という人にむいていると思います。
(病棟に比べればのんびりしている!)

進路⑤高齢者向け施設

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ここでは高齢要介護者の住居型介護施設をまとめて高齢者向け施設としています。

  • 特養 :特別養護老人ホームの略で公的施設であり、入居費用が無料で月額利用料が安く、基本的に要介護度3以上の方が入居し終身利用の場です。
  • 有料老人ホーム :民間が運営している介護施設で、 介護付き有料老人ホームは看護師が常駐することとなっています。
  • 老健 :介護老人保健施設の略で在宅療養に復帰できるようリハビリに取り組む施設で終身利用はできません。3ヶ月に1回審査があり、老健でのリハビリはもう必要ないと判断されれば退所となります。
  • グループホーム:認知症の高齢者に対応した共同生活介護施設ですが看護師配置義務がないため看護師を雇っていないグループホームもあります。

高齢者向け施設と病棟との違い

項目高齢者向け施設大規模病院
生死の関わりあり大きい
急変対応ありあり
マルチタスク少ない多い
上下関係多少ある?えげつない
ルールの厳しさないガッチガチ
残業ない多い
看護技術習得あまりできない先端技術有
教育体制ない手厚い
著者

病棟より、ゆるく看護ができる場所だと思います。

日常生活のサポートが主体であり、病院と比べて医療行為は限られ、患者の病状も軽いです。

介護施設での看護師の主な仕事は、入居者の基本的な健康管理であるため、病院ほどスキルや経験を重要視されません。

著者

病棟のようなマルチタスクに追われることはあまりなく基本ルーチン!

また患者との関わりが長期的で、看取りで人生の最後に関わるなどやりがいもあると思います。

看取りといっても医療処置をしない(しても点滴・吸引程度)ので穏やかなことが多いです。

高齢者向け施設で働くデメリット

  • 病院に比べて給与が低いことが多い
  • 終末期や認知症患者の介護ストレスが発生することがある
  • 急変や体調悪化などへの対応に看護師判断が重要となる
  • 介護職員との連携が必要
  • 同僚看護師は年齢層が高めになりやすい
  • 医療度が低いため医療技術は伸びない

高齢者向け施設で働くメリット

  • 利用者との長期的な関わりで、じっくり関われる
  • 病棟に比べ仕事も落ち着いている
  • 業務内容も病棟に比べ多くないので覚えてルーチン化できる
  • オムツ交換や清拭・入浴・更衣など介護部分は介護士さんが中心で看護師の介護負担は少ない

転職後のキャリアパスの例

どの現場でも新しい学びなおしは多少必要ですが、病院勤務に戻ったり、クリニック、訪問看護、訪問入浴、デイサービスなど、どこでも看護師としてやっていけると思います。

施設勤務の経験を通してケアマネージャー資格を取得しへの転身も可能だと思います。
(ただお給料は下がります😢)

また、ゆくゆくは施設管理者になる…人もいます。

自分にあった高齢者向け施設を選ぶポイント

重度なケアが必要な方や認知症患者を受け入れているか。お看取りをするのか。

給与、勤務時間、夜勤の有り無し、オンコールの有り無し、手当、日勤の看護師の人数、休暇制度など。

著者

施設もピンキリ!自分のゆずれない条件や『今の職場のここが無理』から選んでください!

高齢者向け施設の探し方

可能なら施設を訪れて雰囲気やスタッフの様子を確認してもいいのかもしれませんが、実際はなかなか難しいですよね。

基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います。

自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂

著者

施設のバイトから始め、自分に合っていると思ったら就職の条件を確認したり、転職活動を進めていくのがおススメです。

転職エージェントも、それぞれに登録されているデイサービス事業所が違うこともよくあります!

必ず同時に何社か登録し自分の希望に合ったデイサービスの求人案件を持っているところと転職活動を進めてください!

しつこいですがエージェント担当者との相性もあります😢

著者

私は大手転職エージェントの人が「早く転職を決めさせる」ために進めていると感じ嫌な気持ちになりました😭

もちろん友人・知人の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でコンタクトを取って転職するのもおススメです。

著者

病院勤務よりデイサービスで働いている友人・知人は少なくなり、自分の生活圏に都合よく友人・知人の働く高齢者施設があることはあまりないと思います💦

高齢者施設にむいている人

最新医療ではなく、高齢者の生活支援をしてみたい人。
病棟は無理だけど、看護・医療から離れすぎるのも今後を考えると心配という人。

にむいていると思います。

進路⑥美容クリニック

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整形手術やレーザー脱毛といった美容医療を専門とする医療機関のことです。基本的に自由診療で「患者さん」ではなく「お客様」と呼び、サービス業としての側面が強いです。

また、ここでは美容クリニックとまとめて書いていますが

美容外科:二重まぶたの整形手術、豊胸手術、脂肪吸引など、外科的な手術を行います。看護師は手術における介助業務など行う。

美容皮膚科:レーザー照射による脱毛や肌質改善(シミ取りなど)、ヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注入治療によるシワ・たるみ改善の治療を提供します。看護師はレーザー照射など行います。

などの区別もありますが実際には美容外科でもレーザーやヒアルロン酸なども行っている場合もあるのでクリニックによるようです。

美容クリニックと病棟との違い

項目美容クリニック大規模病院
生死の関わりない大きい
急変対応ほぼないあり
マルチタスク少ない多い
上下関係ある?えげつない
ルールの厳しさあまりないガッチガチ
残業ない多い
看護技術習得美容のみ先端技術有
教育体制美容についてあり手厚い
著者

美しくなるお手伝い!ついでに自分も美しくなる!もっと若かったら目指したかった…かも。

美容クリニックは美容や美容外科手術に特化しています!

美容に関する相談や施術を希望する患者(お客様)が中心で、病気や急患の診療は基本的にありません。

著者

命を背負うプレッシャーはなくなる!

病気の治療ではなく、美容のための自費診療でありサービスが重視されます。接遇が大事になります。

営利目的性が高く、コスト管理や営業的側面も求められるので中にはノルマがあるところもあるようです。

看護師自身がきれいでいることも重要視されますが、美容クリニックで働いていた友人は

きれいな人たちの中にいると自分の美意識も高まっていい

と言っていました!

全てが病棟看護とは違いますよね。

美容クリニックで働くデメリット

  • お客様の獲得が求められ、営業的な側面も重要とされる
  • 患者ではなくお客様なので時に理不尽なことを言われたり、クレームを受ける、嫌味を言われることもある
  • 勤務時間が病棟に比べ遅め(10時~19時など)
      →子育て中には向かない時間
  • 土日出勤の職場が多い
  • 営利目的性が強いためコスト管理などでも医療的に不適切な行為を強いられることもある
  • 看護師自身もきれいでいることが当たり前とされる圧がある
  • 年齢を重ねることで続けにくい職場もある(生涯働く職場となりにくい)
  • スタッフの平均年齢も若めで、いじめがあることも多い

美容クリニックで働くメリット

  • 美容に関する知識や技術を磨くことができる
  • 多くの職場が自身の施術を割引で受けることができる
  • お客様の美容に対する期待や満足感を直接感じられる
  • 看取りや急変対応などのストレスがない
  • 日勤のみで夜勤がない

転職後のキャリアパスの例

美容クリニック経験後の転職は

  • クリニック
  • 訪問入浴
  • デイサービス
  • 健診・検診センター
  • 保育園

など医療度が低いところへの転職がむいているのではないかと思いますが、病院勤務に戻ることも可能です。

別の美容クリニックへ転職する方も多いようです。

自分にあった美容クリニックを選ぶポイント

  • クリニックの方針の美容のアプローチや理念が自分の志向に合っているか。
  • 営業圧力や業務内容、労働時間、残業の有無が自身のライフスタイルに合致しているか。
著者

ノルマがあるのかないのかは確認したいですよね。

美容クリニックの探し方

基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!

自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂

エージェントを通した方が残業時間や年間有休消化率など細かい実情を確認しやすいです。

転職エージェントも、それぞれに登録されているクリニックが違うこともあるので最低2社以上は登録してください!

自分の希望に合ったクリニックの求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!

もちろん友人・知人の話を聞いて転職できれば内情もわかるのでおススメです。

著者

美容クリニックは病棟に比べ就職が難しいようなので注意です。

美容クリニックがむいている人

美容に興味がある人!脱毛や瘦身など自分磨きをしたい人!

にむいていると思います。

格安で美容の施術が受けられるのはうらやましい!

でも、美意識の低い人は(←私)きれいでいることを常に求められるのも辛いので…。

自分にむいているのかよく考えてくださいね!

著者

実際、美容クリニック転職後にすぐ退職する人もいるようなので…

進路⑦透析クリニック

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透析専門のクリニックなので仕事は透析関係に特化しており、必要とする看護知識や技術が比較的少なく慣れれば業務もルーチン化できるようです。

私自身は経験していませんが、

  • 同じ看護学校の友人は何人か働いており新卒から就職
  • 1年目に病棟を途中で挫折して転職

していたりと実際に新卒や1年目の中途入職で働けており『病棟はもう嫌だけど医療の現場から離れすぎるのも…』という人にはおススメかもしれません。

透析クリニックと病棟との違い

項目透析クリニック大規模病院
生死の関わりない大きい
急変対応ほぼないあり
マルチタスク少ない多い
上下関係多少あるえげつない
ルールの厳しさあまりないガッチガチ
残業ない多い
看護技術習得透析のみ先端技術有
教育体制透析についてあり手厚い
著者

シフト制が多いけど夜勤なく給料も欲しいならいい職場かも?!

著者

友達の話を聞いていると新卒や1年目中途退職のフレッシュな人の方が定着しています。

透析クリニックは腎臓疾患患者の透析治療に特化しており、病棟よりも専門性が高いです。

著者

本当に透析を受けに来る人のみの対応なので!

透析クリニックの患者は主に慢性腎臓疾患患者であり、慢性的なケアが求められる。

著者

糖尿病性腎障害の人が多く生活習慣も整えられない人も多いと聞きました💦

忙しいけど病棟のようなマルチタスクは求められず、慣れれば比較的ルーチンで業務がこなせる。

基本ルーティンだから慣れれば働きやすいよ

と実際働いていた友人は言っていました。

透析クリニックで働くデメリット

  1. 透析患者は慢性疾患患者が中心であり、治療が長期にわたるため、看護師にとって感情的な負担が発生することがある
  2. 透析クリニックでは透析装置の操作技術が必須となり、そのためのスキルやトレーニングが必要
  3. 準夜勤などの遅めの勤務などシフト制なこともある

透析クリニックで働く友人からは

糖尿病から透析になってしまう人が多く、自己管理ができないけどわがままな人が多かった…

就職したばかりのころは針刺しが下手で怒鳴られたりしたことが辛かった😢

とのことでしたが、経験を積んでいけば手技も向上して改善するようです。

毎日の仕事で針刺しが重要なので、はじめは少し緊張したり、イヤな気持になることもありそうですね💦

透析クリニックで働くメリット

  1. 透析治療に特化することで、腎臓疾患や透析に関する専門的なスキルが向上する。
  2. 夜勤がない。日曜休みが多い。
  3. 給料は日勤のみのわりに高めのことが多い

転職後のキャリアパスの例

透析看護師を極めて透析看護認定資格の取得して、スペシャリストとしての地位を確立することも可能です。

透析以外の看護職として転職したい場合でも2-3年透析クリニックで働いていれば、比較的どの看護職の職場でも働けるのではないかと思います。

自分にあった透析クリニックを選ぶポイント

大規模なクリニックか、小規模なクリニックか。

シフトの時間帯や土日出勤の有無など職場環境にも気を付けて選びましょう。

透析クリニックの探し方

基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!

自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので大変です。

転職エージェントに自分だと直接確認しにくい残業の有無と実際の平均残業時間や、有休取得率、離職率なども聞いてもらいましょう。

転職エージェントも、それぞれに登録されている透析クリニックが違うこともあるので最低2社以上は同時に登録してください!

自分の希望に合った求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!

著者

エージェント担当者との相性など当たりはずれがあるので💦

もちろん友人・知人の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でコンタクトを取って転職するのもおススメです。

透析クリニックがむいている人

  • マルチタスクは苦手だけど、看護が嫌いなわけではない
  • 看護師としての経験値を積み上げたい
  • 準夜勤があったりとハードなこともあるが、給料も比較的いいところで働きたい

そんな人にはむいているかもしれません。

準夜勤があるかないか、ハードな勤務なのか…などはクリニック次第だとは思いますが…。

進路⑧保育園看護師

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保育園の中で基本的には健康な子供相手の仕事になるため『子供が好き』な人に向いています。

私は経験ないのですが保育園で看護師として働いている友人からは

看護師資格があれば1年目でも大丈夫!

とのことでした!

私は子供の対応がもともと苦手で小児科の看護実習も泣く泣くこなし、訪問看護で小児の訪問をするときは今でも緊張するのですが、実際働いている友人は

子供が好きなら大丈夫。最終判断は園長先生だし!

とのことでした。(園によると思いますので就職前に確認するといいかもしれません)

保育園と病棟との違い

項目保育園大規模病院
生死の関わりない大きい
急変対応ほぼないあり
マルチタスク少ない多い
上下関係ないえげつない
ルールの厳しさないガッチガチ
残業ない多い
看護技術習得ない先端技術有
教育体制ない手厚い
著者

とにかく看護というよりは保育!

著者

子供(特に0-1歳)と関わるのが好きなら、看護のプレッシャーもほぼなくて合っていると思う!

保育園看護師は健康管理や予防が主であり、病棟に比べて急患が少なく医療技術を使うことがほぼないです。

保育園は子供が対象で、発達段階や特有の健康課題がある。

著者

別世界です!保育園ですから!でも、女性の多い職場…というところは同じらしいです💦

保育園看護師として働くデメリット

  • 病棟勤務にに比べて給与が低いことが多い
  • 子供たちは感染症のキャリアとなりやすく、看護師も感染リスクが高まる
  • 看護師は1人なので医療的な判断は自分でしないといけない
  • 保育士や園長との関りが多いため人間関係が大切
  • 0歳クラスの保育に介入することも多く、体の負担もある
  • 医療スキルを使うことがないので看護技術スキルは伸びない
  • 看護師業務より保育士業務をする必要がある

保育園で働くメリット

  • 子供たちとの関りで癒される。
  • 子供たちの成長を間近で見守ることができる。
  • 子供たちの健康状態を維持し、予防医学を学べる
  • 夜勤もなく日勤のみで土日休みが多い

転職後のキャリアパスの例

保育園看護師の経験から他の看護師資格を活かした仕事にうつる場合は、保育園看護師で新たな看護技術を学ぶことはないです。

看護手技が身についていない方が保育園看護師を経験した後に医療技術を必要とする病棟や老健施設、訪問看護などに就職する際はできることできないことを伝え就職し、就職後に学びなおす必要があると思います。

そのため、あまり看護技術を必要としない職場である

  • デイサービス
  • クリニック
  • 訪問入浴
  • 健診・検診センター

などが働きやすいのではないかと思います。

保健師資格があれば、地域の健康支援や啓発活動に携わる…こともできると思いますが、保健師さんは保健師さんで大変そうですね。

自分にあった保育園を選ぶポイント

  • 園の方針や理念が自身の価値観や看護観に合致しているか。
  • 勤務時間や休暇制度、労働環境が自身のライフスタイルに合致しているか。
  • 公立にするのか私立にするのか。
著者

公立を選ぶと数年おきに園を変わることになるので、それが良いとも悪いとも言えるかも?

著者

友人は公立を選んで産休育休をしっかり取っているので、将来設計があるなら参考にしてもいいのかも…。

保育園の探し方

まずは、公立の保育園にするのか、私立の保育園にするのかを選択します。

公立保育園の場合は市区町村の募集要項に合わせ応募し就職活動を勧めます。

公立の場合は給料の安定や、産休育休の取りやすいなどのメリットがあると思いますが

  • 自分で配属される園が選べない
  • 数年おきに転園する

などデメリットもあると思います。
(スタッフとの相性が悪い場合は変われるのでメリットかも?)

私立の保育園の場合は、可能なら実際に園を訪れ、雰囲気やスタッフの様子を確認し、面接で要望や不安を伝える。

口コミや保育園に関する情報を収集するか、転職エージェントの活用だと思います。

転職エージェントも、それぞれに登録されている保育園が違うこともあるので何社か登録し自分の希望に合った保育園の求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!

著者

しつこいようですが私自身エージェントの担当が私のためではなくエージェントの成果のために早く就職を決めさせようとしている感じがして嫌な気持ちになったことがあります😢

保育園看護師がむいている人

子供が好きな人!

そこにつきると思います!

子供が苦手な人にはむかないと思うので…。(←小児実習も挫折気味な私のような人です💦)

進路⑨健診・検診センター

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健診・検診センターとは、病気の予防や早期発見のための検査をおこない、自覚症状がない段階で病気の兆候を見つけ健康状態をチェックする施設です。

健診:健康診断のことで任意健康診断と法廷健康診断に分けられます。

人間ドックは任意健康診断で基本的な検査項目に加え、CTやMRI、胃カメラなどの検査をおこない、より詳細に健康状態を調べます。

検診:「がん検診」や「婦人科検診」など特定の病気にかかっているかの検査を指し、病気の早期発見・早期治療が目的です。

健診・検診センターと病棟との違い

項目健診・検診センター大規模病院
生死の関わりない大きい
急変対応ないあり
マルチタスク少ない多い
上下関係ほぼないえげつない
ルールの厳しさあまりないガッチガチ
残業ない多い
看護技術習得ほぼない先端技術有
教育体制接遇など手厚い
著者

基本ルーティン!朝早め開始が多い気がするので朝に強い人にはいいかも。

健康診断や予防医学に特化し、主に健康診断を希望する健康な成人が対象であり、病気の治療よりも健康維持が中心。

著者

基本健康な人を見るし、日勤のみなので自分の心と体を整えるにはよさそう!

全額自費で受診する人間ドックなどの場合は「患者さん」というより「お客さま」であり丁寧な接遇対応を求められる。

採血の失敗や、待ち時間に対するクレームなど、受診者から直接厳しい言葉を受けることも病棟に比べ多いようです💦

著者

働いていた友人はずっと働きたいと言っていました!

健診・検診センターで働くデメリット

  • 夜勤なしの日勤のみなので病棟に比べて給与が低いことが多い。
  • 職場によっては様々な検査や診断が求められ、それらに対応するスキルが必要。
  • 職場によっては新たな看護技術が身につかない
  • 予防医学を勉強して、検査データ、生活習慣から保健指導をする必要がある
  • 受診者から直接厳しい言葉を受けることも病棟に比べ多い
著者

私の友人も採血の1度の失敗で「このヘタクソが!」と怒鳴られたりという経験があり接遇や言葉遣いも気を使っていたと言っていました🤔

健診・検診センターで働くメリット

  1. 健康診断を通じて健康促進や生活習慣の改善に関われる
  2. 患者は健康な成人が中心であり、コミュニケーションがとりやすい。
  3. 夜勤もなく、土日休みの場合が多い
  4. 残業もほぼない職場が多い

転職後のキャリアパスの例

保健師資格があれば、地域の健康支援や啓発活動に携わる…こともできると思います。

胃カメラや大腸カメラの介助をされている場合は、消化器化のクリニックや検査室看護師でも重宝されそうですね!

健診・検診センターによっては看護技術に不安がある場合もあると思いますが、その場合あまり看護技術を必要としない職場である

  • デイサービス
  • クリニック
  • 高齢者向け施設
  • 保育園看護師

などが働きやすいのではないかと思います。

もちろん病棟に戻るということもできます!

著者

つい病棟苦手な私はゆるい職場押しになってしまいます😅

自分にあった健診・検診センターを選ぶポイント

  • 病院に併設型なのか独立型なのか。
  • 自分の興味や得意とする分野に合致した検査項目を提供しているか。
  • 労働環境が勤務時間や休暇制度、平均残業時間、有休取得率などの労働環境が自身のライフスタイルに合致しているか。

基本は労働環境重視かと思いますが、病院併設型だとカメラ介助や検診介助は各部署で行い健診センター看護師は行わないといった看護技術として伸びないということもあるので自分の希望をしっかり確認してください!

健診・検診センターの探し方

基本的には、転職エージェントの活用がメインかと思います!

自分で探すこともできますが求人募集があるのか、就職の条件もすべて自分で確認する必要があるので手間です😂

転職エージェントも、それぞれに登録されている健診・検診センターが違うこともあるので最低2社以上は同時登録してください。

自分の希望に合った求人案件を持っているところと転職活動を進めるといいと思います!
(エージェント担当者との相性も重要!!)

もちろん友人・知人の話を聞いて、転職してみたいと思えれば友人や知人を介したり、自分でコンタクトを取って転職するのもおススメです。

健診・検診センターがむいている人

先進医療というよりは、予防医学を学びたい人。

病棟勤務に疲れて、治療や療養の介助、急変対応、看取りなどから離れたい人にむいている気がします。

まとめ

すごく長くなってしまいましたが、結論『1年目の途中でも辞めてもいい』と言うことが伝えたいです。

そんなこと簡単に言われても

と、思うのももちろんわかります。

看護学生時代も実習に国家試験を乗り越え、社会人として働きだし、親や周りのプレッシャーや看護師人生の挫折に感じたり、奨学金をもらっている人は特に『辞めたいけど辞められない!』と思いますよね。

でも、長々書いたように病棟で働くだけが看護師ではないです。

私も長く看護師をしていて、大学病院の病棟・小さい病院の病棟、緩和ケア病棟、訪問看護、訪問入浴を経験していますが、『病棟は合わない』『もう病棟には戻りたくないし、戻れない』と思っています。

病棟で働くことが看護師のエリートコースなわけではないと思うし、自分に合った看護師としての仕事を見つけてほしいと思っています。

また私自身、働き方も正社員だけではなく派遣バイト、バイト、応援ナースも経験していて、どこで働くか、どんな働き方をするかも選んでほしいと思っています。

私の経験でも、

  • 看護師の中には理不尽な関わり方をしてくる看護師がいる(病棟はどこでもいました)
  • 病棟というマルチタスクで忙しい環境で人の命を預かり治療の補助をする困難さ
  • 当たり前な前残業と後残業、まともに取れない休憩
  • 勉強やレポートに追われる日々
  • 同期に比べ、手技の自立が認めてもらえず足手まとい感
  • 夜勤も入って生活リズムも崩れる

体も心もくたくたになり、つらかったです。

著者

ストレスを過食や散財でごまかしてました😭

『最悪辞めてもどうにかなる』と知って何とか乗り越えられたらそれでいいし、もう限界を感じる人には1年目の途中で辞めても就職先があると安心して辛い職場を離れてほしいです。

看護師を目指し挫折した人は、優しくて、まじめで自分なりに一生懸命やっても辛い職場で頑張りすぎて自分の心と体を壊してしまうまで耐えている人が多いと思います。

看護師として患者さんに優しくするためにも、自分のためにも自分の心と体を守ってください。

病棟を離れて思うのは、病棟は結構特殊な環境です!

もちろん看護師としての経験は1番積みやすいかもしれません。

でも、看護師の働き方はたくさんあるので自分に合った働き方をもう一度考えてみてください。

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